集え旅人☆

深夜特急全巻が千葉から来たカップルのお兄さんに売れてから売り上げが伸びない放浪書房。
西の空に陽も落ちかけて、辺りも暗くなり地下鉄入口の薄暗い蛍光灯では試し読みはおろかPOPの文字を読むのもしんどくなって参りました。
そろそろ店終いかなぁと思っていたら
あっという間に黒山の人だかり・・・・とはいきませんが一時に三人のお客様。
小さな旅の本屋を満員にするには十二分☆
何やら活気が出てきました。
野宿野郎に食いついた帽子に眼鏡(^0_0^)のお兄さん。
あれ、標準語?
東京から来たお兄さんは「旅する芸人」牛山さん。
バンドをやっていて神戸にはツアーで来たとの事。
昔、猿岩石とほぼ同じルートで旅をしてヨーロッパで野宿もしたそう。
実は神戸から上海へのフェリーを予約していたが予定が入り泣く泣くキャンセルしたんだって。
もう一人は「旅する歌唄い」のう〜みさん。
この人、旅する先々で北海道函館の事をPRしてたら観光親善大使になっちゃった面白ねーさん☆
彼女から貰った名刺には函館の美しい夜景が☆
彼女とは函館のご当地有名ハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」のハンバーガーグランプリ金賞受賞の「チャイニーズチキンバーガー」で大盛り上がり☆
そして最後は地元のお兄ちゃん。
日本が世界に誇る山ヤブランド(放浪書房愛用の二つの寝袋もこのブランド)
「モンベル」のダウンJKTとはなかなか渋いセレクト☆
そして、本を見る真剣な眼差しはおおよそ冷やかしの客とは違〜う!!
それもそのはず。彼はインド旅行を計画中でインド関係の本を捜しているとのこと。
旅する本屋に集まった旅人達☆
放浪書房の守り神、永遠の旅人スナフキンのご加護でしょうか。
「スタンド使いはスタンド使い同士ひかれ合う」とは「ジョジョの奇妙な冒険」でしたか。
旅人は旅人同士ひかれ合うんでしょうかね。
あ、そうだ☆
良かったら、この深夜特急とお手持ちの本を交換して貰えませんか?
あ、同じ本売ってる。
とはう〜みさん。
え?同じって?
おぉ!!アルケミスト☆☆☆
(#^.^#)
残念ながら「旅する本」は交換出来なかったけど、
ハードカバー一冊、文庫二冊、野宿野郎をご購入☆(^O^)/
毎度ありがとうございます!!
旅する本屋発「旅する本」
3

東北、四国、沖縄をチャリや歩きでキャンプしながら旅してた時、僕にとって本は欠かせない旅アイテムの一つでした。
ちょっとした活字中毒だったのかもしれません。
読んでいたジャンルも当店で扱ってるような旅本ばかりでなく、ミステリーに時代小説、青春モノに哲学、自己啓発、コミックの最新刊を見つけると買ってたし、毎週火曜日はジャンプも買ってました。(不思議と東北、四国地方は火曜日発売で北海道になると月曜発売だった気がする。陸送と空輸の違い?)こうなると本当に大変★まぁ、金銭的な問題もありますが(宿代は野宿なので削れないし、観光で使うお金を削るなんて知的好奇心が許しません!!となると残るは食費。これを削ると体重もみるみる削れる!)1番厄介なのは荷物になる事。
冒険家の故植村直巳氏は荷物を減らす為に歯ブラシの柄を削るかで悩んだといいますが、そこまでではないにせよ人力移動は自分で衣食住全てを持たなきゃならないんで軽量、コンパクトを心がけるのに増える本達でリュックはパンパン★
塵も積もれば山となる。
薄い文庫も六法全書。
シェラフだけは濡らさないように!なんて山ヤの掟のように言われますが、僕にとって本はそれ以上。
ジップロックを二重にして雨具の上で包んでました。
僕の大好きなカヌーイストの野田知佑さんは読み終わったページから破って焚火に焼べて、ご飯を炊いていたらしいですが、出来るはずもなく、(てか嫌!その頃に買っていた本が放浪書房に並んでたりします。)本が六法全書になると宅急便で自宅に送り返しておりました。そして弟に読み継がれていきました。(そのせいでしょうか?
弟の本の好みが被るのって、ちなみに古物免許を持っているのはこの弟、二人で古本屋をやろうと企んでおりました。そんときの屋号は「uncle books」で「おじさんの本棚」。僕等の大好きなコメディー映画「おじさんに気をつけろ!」で今はなき名優ジョン・キャンディーが底抜けに痛快なおじさん(アンクル・バックね)を演じております。そっから命名☆地元で店を出していた初期にはこの屋号でした。あ、ちなみに甥っ子役はホームアローンのマコーレ・カルキンね。)
はぁー(-.-;)()の付けたし多いと話脱線しまくりですなぁ★何が言いたかったんだっけか?
あ、そうそう!宅急便で送り返すのも面倒でお金がかかる!
うん!そうだった!
そこで考えたのが、
旅先で出会った旅人と互いの本を交換する!!
軽くはならないけど、重くもならない。会う人、会う人に何か本持ってますか?って聞いて交換していました。                     交換した本が自分が全然興味ないジャンルだったりしてもとりあえず読んでみる!
そこから新しいジャンルに興味が広がったり、より深く突き詰めていったりしました。
あ、椎名誠さんの本を読むようになったのも旅先で交換した「怪しい探険隊」からでした。
僕の交換した本が石垣島のキャンプ場の読書コーナーで他のキャンパーに読まれているのを見た時、
あぁ、これも旅なんだ。
としみじみ思ったもんです。
旅人から旅人へ
長い旅を続ける
旅する本。
実は今回の放浪書房三宮店からある素敵企画がコッソリ、地味〜に★スタートしています。
題しまして「旅する本」
放浪書房の「わらしべ長者」的企画。
一冊の本からスタートして旅先で本を交換していきます。読み終えたらブックオフに持っていかずに次の人に本を渡していく。
本に旅をさせるというものです。
誰から誰に渡って、何処を旅しているのかは図書カードへの記入とblogにコメントを投稿してもらい、旅の行方を見守り、楽しんじゃう☆
あ、お兄さん!良かったら今お兄さんが持ってる本と交換しませんか?
この本に旅をさせてやりたいんですよ☆
えっ?今持ってないって?(-.-;)
そっちのお兄さんは?
え?読み途中・・(¨;)
いやー★なかなか上手くいかんなぁ。
スタートの本は
僕を始め、多くの人達を旅に誘った沢木耕太郎の名作「深夜特急」
旅に興味があって
この本を読んだことなくて
今、鞄の中に本があって
読み終わってる
かなり限定されちゃうけど、
だからこそ、運命的で素敵な旅が待ってる気がします☆
「旅する本」と旅、しませんか?
14:40 | 店主 | その他 | 3個のコメント
ご近所付き合い

引越をしましたら、
ご近所さんにご挨拶をしなくてはなりません。
阪急三宮駅すぐのオッパイ山。
夕方の待ち合わせの人達で賑わっています。
風が結構強いので風よけになるような建物を探します。
野宿と一緒で壁やら木やらに添うように店を作るとなんだか安心します。
地下鉄の出入り口。
先客が二人。
一人は一見売れないホスト風のお兄さん。
ビールの空き段ボールをちぎり、裏に何やら文字を描いてます。
こんにちはー☆僕もお隣りに店出してもいいですか?
あーええよ☆俺が許可する事でもないしな。何売るん?
あ、僕は旅の本と絵を少々。お兄さんは?
マナーとして、被る商品の場合は離れた場所に出すようにしてます。                             俺か?俺はこれや!
「3Dキラキラネイルアート☆ 298円〜」
・・・・(。。;)
うわっ!凄いっすねー★・・・色んな意味で・・
色んな大道商人に出会ったけど初めて見る商売。
ネイルアートって路上で出来るの?
机とか椅子とかライト要らないの?
そもそも道具は?・・・
ん?φ(.. )
あ、ポスカだ・・・しかも太字タイプ・・・
え〜っ!?これでやるの!?( ̄▽ ̄;)
キラキラ☆って、このラメタイプのポスカ!?
凄ぇ〜!!!(-.-;)
298円って・・・お釣り面倒臭そー★
ツッコミ所満載だけど、凄いテクニックを持ったカリスマネイル職人かもしんないしな★
それにうちの放浪書房だって、他の古書業者が見たら有り得ないと思われてるだろうし★
も一人はシルバーアクセのおじさん。
一点一点手作り。大きなトランクに折りたたみ机、道具と材料一式を積んで、もう何年も全国を旅しながら売り歩いているとのこと。
うわぁー!大先輩!!(>_<)
へぇ〜☆本かい?懐かしいなぁ。五、六年前になるかな九州を旅してる頃会った事があるよ。敷物に本を並べてさ、ほらなんだっけ?古物免許だっけ?あれを置いてたなぁ。
本人はひたすら本を読んでてさ。余計な接客は本の価値を下げるとか言ってたっけ。
売り上げ聞いたら、今日も昨日も一昨日もボウズだって☆
アハハハ!
まぁ、頑張ってよ☆
蕎麦もタオルも石鹸もないけど、ご近所への挨拶無事終了☆
仲間がいるって、やっぱり心強いなぁ☆
そういや結局、ネイルアートやってる所は見れずじまい。
段ボールの看板を遺して、気付かぬ間にホスト兄さんは消えておりました。
引越貧乏
2

なんてタイトルの本がありましたが、
放浪書房はお引っ越し後
順調な滑りだし。
深夜特急全巻お買い上げのカップルは北海道のファームステイで知り合ったとのこと。
今年は北海道に上陸するぞ〜☆
その後は仕事帰りのお父さん。
真面目一筋★酒も煙草もやりません。
経理課課長代理。
てな感じの旅とは無縁そうな彼が手にしたのは名作、小田実の「なんでも見てやろう」
中身、値段も確認せずにお買い上げ☆
探書だったのかな?
さて現在の放浪書房は
神戸三宮おっぱい山店!!
嬉し恥ずかし営業中☆
16:33 | 店主 | その他 | 2個のコメント

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