広島小商いメッセ⑥ なんで?どうして?
「旅をしながら、旅の本を旅先の街で売り歩く」




なんでそんなことしてるの?

よく聞かれます。(笑)
 

 

正直

《滅茶滅茶売れる!》

という訳じゃありません。
旅の資金を稼げはしますが。
バイトして稼いだ方が間違いなく効率良いです。

  

《誰かに褒めてもらえる!》

訳がありません。場合によっては通報されます。(笑)
お巡りさん来たら、素直に謝って片付けます。(笑)
(この頃は仲良くなったお店が軒下貸して下さいます。軟弱になったなぁ)

ただ、頑張ってね!ありがとう!とエールはしょっちゅう贈ってもらえます。

本買って貰ってるのはコチラなのに。

↑これが理由?

うーん、嬉しいし、頑張ろう!とは思うけど、理由の1番ではありません。

答えは?




「旅先の街で、商いをすることで、その街をひと月旅しても見えてこない、街の本当の姿とそこに住む人の気性が見えてくる!」

これが答えです。
  

これ、マジです!

普通に旅してても、なかなか見えてこない街の姿を見ることが出来る。

 それがたまらなく面白い!!
 

それが【 広島 小商いメッセ】の真骨頂であり、“移住定住政策”たる所以です。
   
    
 

少し長くなるんで、次回に続きます。

※ kさん、このまま続けちゃって大丈夫ですか?個人的には、次に繋げる為の「答え合わせ」は大切だと思っていますが、企業秘密?なら消去します。
創業10周年記念動画!
今年で創業10年を迎える放浪書房ですが、

かなりレアな動画

をお見せします。

去年、大阪 伊丹でお店出した際に、旅する本屋台を組み立てる模様を定点観測で撮ってもらったもの。

28枚の写真をアプリでパラパラマンガ風につなぎ合わせました!
 
↑ちなみにコチラは順番逆になるけど、屋台押して帰る(放浪号に)ところ。

それでは、どうぞ!

  ①

  

 

三皷さんありがとう!
21:12 | 店主 | 写真 | コメントを書く
広島小商いメッセ⑤ 山の街 府中市上下地区の  「上下ひなまつり」は“お茶っこ飲んでってくれろ感”がステキ!
「広島 小商いメッセ 山の街」の舞台になった府中市上下地区にはじめて訪れたのは去年の3月のこと。

「上下ひなまつり」の期間でした。
http://fuchu-kanko.jp/?page_id=722

   

予備知識もなく来たので、車をどこに停めていいかも分かりません。

 

キョロキョロしていたら橋の袂にパイプ椅子出して座ってたおっちゃんがニコニコしながら手招きしてます。

誘導棒持ってるところ見ると?イベント関係者?

「駐車場いっぱいだから、うちの店に停めときな。
千葉から?ゆっくり見ておいで☆」

どうやら川近くの和小物のでお店の方みたい。

メインストリートを歩きます。
東京の下町を見慣れているせいか、道幅が広く感じる。そして、空が広く感じる。(電柱地中化の為と後で知る)

   
    

趣きある建物やお店、個人のお宅、その一部を解放して代々伝わる雛人形が飾られており、観光客が見物しながら街歩きを楽しめるようになっています。
 

  
    
    
   
そしていたる所で露店が出てます。
食べ物は勿論、骨董、古道具、野菜、はたまた手作りの和小物、雑貨まで。

よくあるマルシェ、お祭りイベントだと公募による遠方からのプロの出店が多くて、どこもかしこも似たような雰囲気(とってつけた感、借りてきた感)になってしまうけど、この街は少し違うなと感じました。

 
  
    
   
なんだろう、この、アットホームな感じ。
例えるなら、「お茶っこ飲んでってくれろ感」!

これが良い!

もてなそう、楽しんでもらおう、自分達も楽しもうという雰囲気が街を包んでいる気がしました。
歩いていて本当楽しかった。

絶妙な「小商い感」と言ったら良いでしょうか。

県や市から予算が出て、イベント業者が入って、大々的に告知売って、プロが店出す。
街は単に「会場」になってしまい、お客さんが落としてくれたお金は外に出ていく。 




そんなイベントとは明らかに違う!




僕が買うこのパンは、このおばちゃんが早起きして焼いてくれたパン。
明日の朝食で僕のお腹を満たしてくれるだろう。

僕が払うこの100円は、一生懸命、本を売って稼いだ100円。
おばちゃんの夕飯のおかずになってくれるだろう。

そんな「商品、サービス」「対価」の出どころと行き先が見えるやりとりがあちこちで生まれ、幸せな共感共有応援で成り立つ、続けていける。

そんな「あきない(飽きない)イベント」だと感じました。

 
  
    
 
街の人に聞いてみました。 
やっぱり。

出店者さんの参加費と寄付金、あとは手弁当で頑張っていると。街の人たちが作りあげてきた、続けてきたイベントだと。

ああ、ここだな。
この街の人とやりたいな。

と勝手に思いました。

さて、まだまだ寒いが続きますが(週末、最強寒波?)広島の山の街からひと足早い春の便りが届きました。

今年もまた「上下ひなまつり」の季節がやっています。
  

小商いメッセ 山の街を見事に仕切ってくれた「NPO法人 アルバトロス」の皆さんも面白い企画を考えているとのこと!

https://www.facebook.com/albatross333/posts/1675562866049256

小商いメッセのメイン会場になった「旧瀬川百貨店」も期間中オープンするようです!

お楽しみに☆
広島 小商いメッセ④「地方」という呼び方、嫌ですか?
えと、いつだったろうか?

広島県庁の皆と、押上のカフェで話してる時だったろうか。



「“地方”って言葉はなんだか…あまりしっくりこなくて…とみーさん、地方に替わる言葉って無いですか?」




と言われ、ハッ!としたのを覚えてます。

そいや、生まれ育った街「千葉県」を“地方”って思った事が無い…ぞ

何でだ?

ん?そもそも、どこが「中央」でどこが「地方」なんだ?

 
首都である「東京」からみて他の地域が「地方」なのか?
だとしたら。「京都」が都だったその昔は「京」以外はみんな「地方」だったんだろうな。

首都がある場所に自分が立った時に、遠く離れた地を見ていう

「あっちの方」
が地方になったのではと勝手に解釈してみました。

うん。違うな。

「地方」という呼び方、嫌ですか?

田舎という呼び方はまだしも「地方」という言葉、僕は嫌いじゃない。
 
旅に出る時「地方を旅して来る」とは言わないし、思わない。

広島だったり、新潟だったり、大阪だったり大抵目的の県の名前や、街の名前を言うのだけれど、そうであっても、北陸地方行くぞ!とか中国地方をフラフラしてくるもんね!とか思う。

しっかり地方を意識します。

そして、まだ見ぬ地で出会うであろう風土や文化に想いを寄せてワクワクします。  

「地方」って言葉、良いじゃないですか?凄く。

どこもかしこも同じ街の景色、標準語、ファストフードと、変に画一的にされちゃうよりは「地方」としてシャンと胸を張って欲しい。 
そうじゃなきゃ、その地方に旅に出たいとも、その土地に移り住みたいとも思わないもの。

個人的にはですが



地方」って何ですか?と訊かれたら

「地に足をつけた自分らしい生き方が出来る場所」のことですよ。

と答える事にしました。

もっと言うなら

他からどう見られようが、日本の端っこにいようが、自分が今生きている場所を、“ど真ん中” に思えるかどうか。

そこに尽きると思います。

そう思える、地に足をつけた生き方をしてる人にとって、今、自分のいる場所を「地方」と呼ばれる事に違和感をもつのかもしれない。

少なくとも、広島 小商いメッセを一緒に作りあげた僕の仲間達( 広島県庁 地域力創造課 )は広島県“ど真ん中”に思っています。

  

旅でも、移住でも、そんな場所が面白くないわけない!

と思っています。

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