広島小商いメッセ⑤ 山の街 府中市上下地区の  「上下ひなまつり」は“お茶っこ飲んでってくれろ感”がステキ!
「広島 小商いメッセ 山の街」の舞台になった府中市上下地区にはじめて訪れたのは去年の3月のこと。

「上下ひなまつり」の期間でした。
http://fuchu-kanko.jp/?page_id=722

   

予備知識もなく来たので、車をどこに停めていいかも分かりません。

 

キョロキョロしていたら橋の袂にパイプ椅子出して座ってたおっちゃんがニコニコしながら手招きしてます。

誘導棒持ってるところ見ると?イベント関係者?

「駐車場いっぱいだから、うちの店に停めときな。
千葉から?ゆっくり見ておいで☆」

どうやら川近くの和小物のでお店の方みたい。

メインストリートを歩きます。
東京の下町を見慣れているせいか、道幅が広く感じる。そして、空が広く感じる。(電柱地中化の為と後で知る)

   
    

趣きある建物やお店、個人のお宅、その一部を解放して代々伝わる雛人形が飾られており、観光客が見物しながら街歩きを楽しめるようになっています。
 

  
    
    
   
そしていたる所で露店が出てます。
食べ物は勿論、骨董、古道具、野菜、はたまた手作りの和小物、雑貨まで。

よくあるマルシェ、お祭りイベントだと公募による遠方からのプロの出店が多くて、どこもかしこも似たような雰囲気(とってつけた感、借りてきた感)になってしまうけど、この街は少し違うなと感じました。

 
  
    
   
なんだろう、この、アットホームな感じ。
例えるなら、「お茶っこ飲んでってくれろ感」!

これが良い!

もてなそう、楽しんでもらおう、自分達も楽しもうという雰囲気が街を包んでいる気がしました。
歩いていて本当楽しかった。

絶妙な「小商い感」と言ったら良いでしょうか。

県や市から予算が出て、イベント業者が入って、大々的に告知売って、プロが店出す。
街は単に「会場」になってしまい、お客さんが落としてくれたお金は外に出ていく。 




そんなイベントとは明らかに違う!




僕が買うこのパンは、このおばちゃんが早起きして焼いてくれたパン。
明日の朝食で僕のお腹を満たしてくれるだろう。

僕が払うこの100円は、一生懸命、本を売って稼いだ100円。
おばちゃんの夕飯のおかずになってくれるだろう。

そんな「商品、サービス」「対価」の出どころと行き先が見えるやりとりがあちこちで生まれ、幸せな共感共有応援で成り立つ、続けていける。

そんな「あきない(飽きない)イベント」だと感じました。

 
  
    
 
街の人に聞いてみました。 
やっぱり。

出店者さんの参加費と寄付金、あとは手弁当で頑張っていると。街の人たちが作りあげてきた、続けてきたイベントだと。

ああ、ここだな。
この街の人とやりたいな。

と勝手に思いました。

さて、まだまだ寒いが続きますが(週末、最強寒波?)広島の山の街からひと足早い春の便りが届きました。

今年もまた「上下ひなまつり」の季節がやっています。
  

小商いメッセ 山の街を見事に仕切ってくれた「NPO法人 アルバトロス」の皆さんも面白い企画を考えているとのこと!

https://www.facebook.com/albatross333/posts/1675562866049256

小商いメッセのメイン会場になった「旧瀬川百貨店」も期間中オープンするようです!

お楽しみに☆

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