旅の効能①【自分にとって必要最低限の「標準装備」を再確認出来る。】
  

旅の効能①




【自分にとって必要最低限の「標準装備」を再確認出来る。】

先ず最初に「自分」「本体」であることを確認出来ます。

それがあって初めて、

①「なきゃ死んじゃう!」
②「なきゃ困る!」
③「あったら嬉しい」
④「無くても良い」


の4段階評価でモノ、コト(時にヒト)を考えることが出来るようになります。


無駄な「オプション」をつけ過ぎて、重くなって動き難いなぁと感じたり、支払い総額増えそうだなと感じたら旅に出ましょう。

1人旅がオススメです。
大事だと思っていた、モノ、コト、(時に…)が、標準装備なのか、オプションなのか見極められるかもしれません。

ここで大事な事は、①に関しては「必須、必需」とはちょっとニュアンスが違うという事。
他の人からしたら「え?」「そんなの必要?」と思うものだったりします。

他の人の意見はこの際無視しましょう。



①はその人らしい、魅力的な人生を送る為のキーワードだったり、【小商い】のネタにも成り得ると思います。



②なんかは、意外と少ないんだと気付かされます。そして、大抵持ってるな。装備充実してるじゃん!と気付きます。
8:01 | 店主 | その他 | コメントを書く
放浪書房の【旅カタログ】③“値付けカタログ”
“人”に“生き方”があるように

“食べもの”には“食べ方”
“服”に“着方”、“商い”にゃ“売り方”。
ジジイの入れ歯はガッタガタときた!


《「旅する本屋 放浪書房」らしい“旅カタ”。参考になるかは分かりませんが、旅に憧れる貴方、小商いを夢見る貴方の羅針盤(ログ)となれば幸いです》




さて、今宵は小商い目線で「値付けカタログ」



値段。
それは「お客さんとの約束」です。
  

貴方が払ってくれた金額以上の価値があります!
という約束

値付け、真剣勝負だと思うのです。
難しい。本当に難しいです。

僕が心がけていることは、1つだけ。

「このサービス、商品なら、この金額が妥当だろうなぁ…で値段を付けちゃいけない」
ということです。

「妥当」という言葉を使う時、世間一般、市場価格、同業他社、ライバル他店の値段を意識しています。

相手が安くしたら、自分も安くしなくちゃいけない。

相手が高くしたら、自分も高くしてもいいよね?

と思ってしまう。 

それはとてもつまらない。

そして、「妥当」という言葉を使う時は間違いなく、商品、サービスに自信が無いんです。

そんなものに、お客さんは対価を支払ってくれないと思うのです。

じゃあ、どうしているか?






《 値段は「これだけ欲しい!」という額をつける》




そこから逆算して、その値段に相応しい、価値ある商品、サービスにしていく。

例えば

文庫本、ブックオフでは108円で売っている。Amazonでは1円…

放浪書房じゃ無理…てか、こんなに良い本をそんな安い値段で売る必要がない。

売りたくない。

本屋が自分から、自分の扱う商品には価値が無いと言っているようなもの。 

じゃあ、幾らで売りたい?

300円で売りたい。

じゃあ、どうする?どうしたらブックオフの3倍の価値を付けても、お客さんを買う気にさせる?

それを考えて、実践して、反応、成果を検証、また考えて…この繰り返しが楽しい。

一言で言うなら【逆算値付け法】です。笑

「逆算値付け法」を成功させる為には、2つのポイントがあります。







①「他にはない商品、サービスを提供すること」
 

理由は簡単です。「比較対象しようがない」からです。
値段、言ったもん勝ち。

ちなみに放浪書房の3つの小商いは全て、「日本で唯一」という冠が付きます。

「日本で唯一の人力移動式の旅本専門店」

「日本で唯一のガチ・アンティークシール&アンティークポスターファクトリー」

「日本で唯一の小商い専用オーダーメイド屋台&看板ファクトリー」

とまあ、そんな感じです。先にやっている人が居たらやらない。商いにする前には必ずGoogleでキーワード検索するようにしています。

そして、次が大事!




②「その値段で買ってくれる人が出るまで、投げずに、めげずに続けていく」こと

投げそうに、めげそうになったら、こう思いましょう「今は勝ちの途中だ…」と。
いつか、分かってくれる人が現われます。笑

飽きないで続けていきましょうよ。

商いだけに。 

お後が宜しいようで。
23:07 | 店主 | その他 | コメントを書く
広島小商いメッセ⑦  (続) なんで?どうして? 日常と非日常は意外と交じりあわない。
前回に引き続き、「広島 小商いメッセ」の真骨頂とも言うべき「商い」“飽きない話”を。

でも、も少し放浪書房の話をします。
飽きずにお付き合いください。笑




「旅人って、沢山の出会いあるでしょ?」

これ、良く言われます。

 
   

うーん、果たしてそうでしょうか?







例えば、知らない街を貴方が訪れた時、テレビの旅番組のように、道を歩く街の人こちらから積極的に声かけたりしますか?

多分しないですよね。

逆パターンはあります。

   
   
 

デカイリュックを背負って、もの珍しそうにキョロキョロ、写真バシバシ撮ってたら街に住む人から「お兄ちゃん、どっから来た?旅行?」なんて声をかけられた経験、貴方もあるんじゃないでしょうか?

それだって、そうそうある訳じゃない。

旅する人間にとっては、非日常ですが、その街に住む人はいつもの日常を生きている訳ですから、

「あ、見ない顔だな…どこの誰だ?旅行者?」と思いこそすれ、積極的に声かけたりと他所から来た人間を構っていられる程暇じゃない。

それでも笑顔で声をかけてくれる人が居たら、それは大抵、土産モノ屋か、食べもの屋、宿の人だったりと旅人=お客さんと認識している人だったりします。(例外はもちろん沢山ありますが)
 
あとは、暇なじーちゃん、ばーちゃん 笑

旅人=他所者=通り過ぎていく人。







   
 

これが、本質です。

放浪書房が言うんだから間違いない!笑

旅は通り過ぎるもの。



旅人として、その土地の、その街の、面白いこと、素敵なもの、綺麗な景色、美味しいもの、だけを見て、楽しんで、気持ちよく過ごす。

対価として、地元にお金を落としていく。(僕は昔から野宿、キャンプ、自炊派なんでろくに落としてませんが…)

それで良いんです。

それが良いんです。 

だって旅なんだから…と思っていました。

しかし、だんだん物足りなくなって来る。
少なくとも僕は 笑

今、目の前を通り過ぎていく、この街に住む人達と知り合いたい…とはちょっと違う。
友達になりたい…ともちょっと違う。
なんだろう…

そうだ!「お近づきになりたい!」

これが一番しっくりくる。

その為のキッカケになってくれるのが「商い」です。

   
   
 

その理由は、商いは日常 であり、

日常は飽きないで続けていくものだから。

⑧に続きます。

※ 広島県庁 地域力創造課のがKさんからは「書いてok!」出ましたが、だんだん禅問答のようになってきた…笑

さっさと結論知りたいせっかちな貴方は、こちら読んで下さい。↓

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=235868516744529&id=140045436326838
放浪書房の【旅カタログ】②“食べカタログ”
“人”“生き方”があるように

“食べもの”には“食べ方”

“服”“着方”“商い”にゃ“売り方”。

ジジイの入れ歯はガッタガタときた!




《「旅する本屋 放浪書房」らしい“旅カタ”。参考になるかは分かりませんが、旅に憧れる貴方、小商いを夢見る貴方の羅針盤(ログ)となれば幸いです》

さて、今宵は「旅の食べカタログ」




 

誰かが言った。 

【人生で大切なのは、“何を食べるか”ではなく、“どこで食べるか” なのだ】と。

「え?海近いから、海鮮が新鮮で旨いって?そうじゃないんだよ!そこじゃないんだよ!それなら、千葉だって海の幸美味いぞ!!(海鮮大抵高いし…)」

「え?奢り?」 

「マジで?早く言ってよ〜☆いただきます!全力で!!魚、大好きなんです!僕。」

   

  
 

その街の人達が普通に、いつもの毎日の中で、当たり前のように食べている、“当たり前じゃない”ものにグッと来ます。 

  

  

  

食材が珍しい訳でも、高級な訳でも、伝統の製法という訳でもない。 

凄い美味い!訳じゃないけど(勿論、美味いのもあります)、小さい頃から当たり前のように食べてた。

 

毎日食べても飽きない。もちろん、お手頃プライス。

  

そこに生まれ育った人が土地を離れてみて、不意に思い出す。無性に食べたくなる。

その味の記憶と一緒に、思い出も蘇ってくる。

そんな「その街の食べもの」には旨味成分溢れる、(物語)ストーリーという名のスパイスが効いています。(お!放浪書房いい事言ってね?!)

  

作ろうと思えば、日本全国どこでも作れてしまうかもしれない。 
でも意外と作られてない。 

あの街では、当たり前だったのに。

あー無性に食べたい!でも、自分でも作ろうと思わないんだよね。

あの街の、あの店の、あの席で、食べたい。

そろそろ、帰ろうかな。あの街に。

そう思える「食べもの」がある人は幸せです。 

そう思える「食べもの」を放浪書房も食べたいのです。

また、この街に来よう!
また、この街で食べよう!
そう思えるから。

あーそれね。
東京の○○でも食べられるよね〜☆

そんなことしか言えない不粋な人とは奢りでも、一緒に飯は食えないな。

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