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2016.2.17
海 に暮らすこと。
山 に暮らすこと。
まるっきり違うライフスタイルが待っているかもしれない。
てか、待っていて欲しい。
海に暮らそうが、山に暮らそうが、車もある、公共交通機関もある。ネットもある。それらを使って便利な商業施設やお店、サービスもすぐに利用出来ます。
幹線道路沿いを行けば、日本中どこでも見かけるあのお店が当たり前のように並ぶ。
旅してると、たまに、デジャブリます(笑)
ニッポン、結構、真っ平らになっちゃったなと思います。
それが悪いとは思いませんが、やっぱり
「山あり、海あり」
「海暮らし、山暮らし」
それぞれの暮らしがある。
それぞれの自然環境、自然の恵みや時に厳しさを感じられる。その部分がちゃんと残っていてくれると
「そこに行きたい!暮らしたい!」と感じるのかもしれません。
ぶっちゃけ、
「 海と山 どっちで暮らしたいですか?」
僕がそう言われたら、どっちも試してみたい!
とそう答えます。
小商いメッセでは両方を試してもらいました。
1週間ずらして海の街、山の街の2会場。
チラシは海の青と、山の紅葉のオレンジをイメージした同レイアウトの両面リバーシブルにしました。
(先に終了した海の街を裏返すと、山の街の告知が出来るという笑)
同じ広島県内。車で3時間程度なのに、気候も街の雰囲気も人の気質もまた違う。
海の街ではいらなかったダウンジャケットが山では必要だったり
船で上陸した海の街、電車で訪れる山の街。
海で売れた商品が、山では反応がイマイチだったり、また、その逆もあったり。
違って当然。
日本中がぺしゃんこに、真っ平らになっていく中で、広島県はちゃんと山あり海あり、凸凹してる。
その地理的な魅力も参加者さんに感じて欲しいと思ったからです。
自分のしたいこと、やりたい商いに、目指すライフスタイルに、海と山どちらが合っているのか、それは人それぞれ。だからこそどちらも試してほしい。
「今回は海(山)の街しか出られなかったけど、次は山(海)の街にも参加したい!」
そんなお声も。
狙い通り笑。
海、山、決して競わせる事が目的ではなかったけど、お互い良い刺激になってほしい。
その思いがありました。
自分の街の魅力や、伝統、歴史をどうしたらアピール出来るか、楽しんでもらえるか二つの街がそれぞれに考えて形にしてくれたお陰で、同じイベントタイトル、テーマ、形式は変わらないのに、まるっきり違うイベントになりました。
一番嬉しかったのが、海の街開催時には山の街が遊びに来てくれたこと。そして、山の街の開催時には海の街チームが名産の蜜柑を持ち寄り販売や行商パフォーマンスで一緒に盛り上げてくれたこと。
その昔、お互いの地域で採れた自然の恵みを、海へ、山へと運んで商いしたように、文化の交流があったように、日本中がぺったんこになってしまった今だからこそ、他県に目を向けるのではなく、同じ広島県の海と山の街で繋げていけたら面白いなと思ったのです。
狙い通り。笑
こんなご時世ですから、溢れる情報に溺れて、行ったことない遠くの街の出来事や試みにしがみついちゃいそうになるけど、本当のヒントは近くにあると思います。
切磋琢磨しながら、情報交換しながら、手を取り合いながら一緒に歩めるパートナーも近くに居るような気がします。
「うちの街に来てくれてありがとう!少し遠いけど、山(海)の街も凄く素敵だから遊びに行ってみて。なんなら知り合いに連絡するから案内してもらって☆」
なんて、お互いの街を紹介しあえたら、移住でも観光でも、ご縁を繋げて、人の流れが生まれたなら、訪れた人はきっと「広島県」の熱烈なファンに、サポーターになってくれるはず。
それも狙いでした。
2つの街の皆さんに感謝。
山 に暮らすこと。
まるっきり違うライフスタイルが待っているかもしれない。
てか、待っていて欲しい。
海に暮らそうが、山に暮らそうが、車もある、公共交通機関もある。ネットもある。それらを使って便利な商業施設やお店、サービスもすぐに利用出来ます。
幹線道路沿いを行けば、日本中どこでも見かけるあのお店が当たり前のように並ぶ。
旅してると、たまに、デジャブリます(笑)
ニッポン、結構、真っ平らになっちゃったなと思います。
それが悪いとは思いませんが、やっぱり
「山あり、海あり」
「海暮らし、山暮らし」
それぞれの暮らしがある。
それぞれの自然環境、自然の恵みや時に厳しさを感じられる。その部分がちゃんと残っていてくれると
「そこに行きたい!暮らしたい!」と感じるのかもしれません。
ぶっちゃけ、
「 海と山 どっちで暮らしたいですか?」
僕がそう言われたら、どっちも試してみたい!
とそう答えます。
小商いメッセでは両方を試してもらいました。
1週間ずらして海の街、山の街の2会場。
チラシは海の青と、山の紅葉のオレンジをイメージした同レイアウトの両面リバーシブルにしました。
(先に終了した海の街を裏返すと、山の街の告知が出来るという笑)
同じ広島県内。車で3時間程度なのに、気候も街の雰囲気も人の気質もまた違う。
海の街ではいらなかったダウンジャケットが山では必要だったり
船で上陸した海の街、電車で訪れる山の街。
海で売れた商品が、山では反応がイマイチだったり、また、その逆もあったり。
違って当然。
日本中がぺしゃんこに、真っ平らになっていく中で、広島県はちゃんと山あり海あり、凸凹してる。
その地理的な魅力も参加者さんに感じて欲しいと思ったからです。
自分のしたいこと、やりたい商いに、目指すライフスタイルに、海と山どちらが合っているのか、それは人それぞれ。だからこそどちらも試してほしい。
「今回は海(山)の街しか出られなかったけど、次は山(海)の街にも参加したい!」
そんなお声も。
狙い通り笑。
海、山、決して競わせる事が目的ではなかったけど、お互い良い刺激になってほしい。
その思いがありました。
自分の街の魅力や、伝統、歴史をどうしたらアピール出来るか、楽しんでもらえるか二つの街がそれぞれに考えて形にしてくれたお陰で、同じイベントタイトル、テーマ、形式は変わらないのに、まるっきり違うイベントになりました。
一番嬉しかったのが、海の街開催時には山の街が遊びに来てくれたこと。そして、山の街の開催時には海の街チームが名産の蜜柑を持ち寄り販売や行商パフォーマンスで一緒に盛り上げてくれたこと。
その昔、お互いの地域で採れた自然の恵みを、海へ、山へと運んで商いしたように、文化の交流があったように、日本中がぺったんこになってしまった今だからこそ、他県に目を向けるのではなく、同じ広島県の海と山の街で繋げていけたら面白いなと思ったのです。
狙い通り。笑
こんなご時世ですから、溢れる情報に溺れて、行ったことない遠くの街の出来事や試みにしがみついちゃいそうになるけど、本当のヒントは近くにあると思います。
切磋琢磨しながら、情報交換しながら、手を取り合いながら一緒に歩めるパートナーも近くに居るような気がします。
「うちの街に来てくれてありがとう!少し遠いけど、山(海)の街も凄く素敵だから遊びに行ってみて。なんなら知り合いに連絡するから案内してもらって☆」
なんて、お互いの街を紹介しあえたら、移住でも観光でも、ご縁を繋げて、人の流れが生まれたなら、訪れた人はきっと「広島県」の熱烈なファンに、サポーターになってくれるはず。
それも狙いでした。
2つの街の皆さんに感謝。
2016.2.16
「移動販売、ケータリングカーでの商いって自由で良いよね〜☆」
「家賃かからないなんて夢みたい!」
皆さん、そう思ってません?
実際はそうでもないんですよ。
重要なのは商いの場所探し。
土日や祝日(晴れの日)はまだ良いです。
探せばあちこちでイベントやってますから出店出来る可能性も高いし、お客さんの数もある程度は期待出来ます。
毎日そんななら、誰でも移動商いしたいはず。
でも、それは月に数日しかない晴れの日。
大事なのはそれ以外の雨や曇りの日。(そんな天候も含みます。外商いはお天道様のご機嫌次第…)
その時にどこで、どう商いしていけるか。
では、みんなどうしているか?
「探しています!」笑
一生懸命。
なんで、ハローワークを設立することにしました。
小商い専用の
【小商いハローワーク】
「小商いラボラトリー」のフェイスブックページ上にイベントページを立ち上げてます。
https://www.facebook.com/events/1561549970803566/
どなたでも、ご自由にご利用頂けます。
*あくまで情報提供、共感共有の場になります。お仕事の依頼は個人個人でのやりとりとなりますので、小商いラボラトリーでは責任は取りかねます。
ご利用方法は2パターンあります。
「I can !」 と 「I want !」
○出店場所を探している
○委託販売先を探している
○商品、サービス、技術に興味持ってくれる人を探している
→【求職票 A 「I can !」(私、こんな商いしてます。こんなこと出来ます。)】
○場所使って良いよ。
○イベントやります。出店しませんか?
○こんなこと出来る人探しています
○こんなサービス、商品無いですか?
→【求人票 B 「I want !」(私、こんな人探してる、こんなこと出来る?)】
フォーマットに従って、求職票or求人票書いてイベントページに投稿してください。
こんな風に思ったことないですか?
「来週、子供の誕生日パーティー…子供だけじゃなくて、ママ友も沢山来る…ちょっと面白い演出出来ないかな…海外のパーティーみたいに移動式のカフェに来てもらって、美味しいコーヒー振舞ってもらうとか… 無理よね…」
「安心してください!来てくれますよ!」
https://www.facebook.com/events/1561549970803566/permalink/1561572630801300/
2016.2.15
さて、前回に引き続き千葉 幕張メッセで開催の「キャンピングカーショー」のお話。
昨日の記事にも書いた「カメレオン的キャンパー」ですが、ベース車両で断トツに多かったのがトヨタの「ハイエースバン 」ベース。
30万キロ余裕に走ってしまう耐久性と基本性能の高さと真四角な箱バンスタイルがもたらす広大な室内空間で人気です。
キャンピングカーにはもってこい!
凄いぜ!ハイエース!
トヨタさん、放浪書房が住まいとして仕事場としての新しいスタイルを確立させるんで、提供して〜!
出来たらディーゼルターボのスーパーGLで!笑
写真では外観映ってないけど 、この3台全部ハイエースベース。サイズこそ大きめですが、ミニバン運転した事あるなら女性でもそれ程違和感無く取りまわせます。
普段使いにも全然いける!
フラットなベッド面の下には2人ないし3人が座れるセカンドシートも収納されてたりします。
普段仕事で使う人の為に折り畳み式のベッド、フルフラットソファなど必要最低限の「就寝機能」だけをおさえて調理、炊事機能を省いたモデルも。
ベッド畳めば荷物の運搬や、バイクや自転車などのトランスポーターとして充分機能します。
この辺もライフスタイルの変化からくるんだろうな。
これは凄かった!
天井に大型のソーラーパネルと大容量のバッテリーを装着する事で家庭用のエアコンも付いてる!内装も高級感があってお洒落なシティホテルのよう。
写真じゃ分かりにくいけど、後ろ半分を仕切れてダイニングとベッドルーフに分けれちゃうとか…
700万円だっけか…
移動出来る応接室…ちょっと欲しい…笑
後ろを屋台の展示、収納部にして、リビングで商談。都内各地のコインパーキングをオフィス兼サテライトショップに出来るじゃないか!
あと、写真ないけど、利用人数も昔のファミリーでの利用から、夫婦2人+ペット1匹での利用を想定したモデルも目立ちました。
そのせいかショーの入場料金もペット料金があり、中、大型犬連れたお客さんもチラホラ。
そっか、ペット連れで泊まれるところ、まだまだ少ないのかな…宿泊先心配することなく旅に出られるのは魅力的なんだろうな…
お次は放浪書房が気になっだブースやキャンパーをご紹介です!
こちらは【Toy-Factory】さんのブース。
こちらはハイエースベース、牽引のキャンピングトレーラーを展示してたけど、おっ!と思ったのはブースの「見せ方(魅せ方)」です。
先に書いたようにどのブースもそんなに変わり映えしないラインナップで中古車店のような展示をしてる中でこのブースは目を引きました。
「ノルディスク」という北欧アウトドアブランドのティピー型テントをアイキャッチに、キャンプシーンをイメージしたジオラマ風のブース作りをしていて「乗り物、移動手段」「車中泊」の手段として車やキャンピングカーではなく「遊び道具」としての魅力を提案しています。
これなら、車離れの若者や若いファミリー、キャンプスタイルの野外フェス好き、お洒落キャンプ好きな女の子にも違和感無く入ってもらえそう。
下の写真は「ルノー 」のカングーという車種に取り付け出来て簡易キャンパーに出来るパーツ達。
鮮やかなグリーンも目立つ!
フラットマット、ルーフテント、ドアテーブル、野外車内で兼用出来るテーブルラックキットなど木目調で可愛いです。
「ルノー カングーって、どれだけ乗ってる人居るんだ??」
とツッコミ入れたくなったけど、待てよ。
これだけのメーカー集まっていて「ルノーカングー」扱ってんのここだけ…って事は「カングーでオートキャンプー!」と思ったら1人勝ちじゃないか…
お客さんのニーズを追っかけるんじゃなくて、こちらから掘り起こし、提案する。
しかもお洒落に。楽しく。
やるなぁ。
お次はこちら。
軽バンベースは多いけど、軽トラ積載型は少なくて、中でもこれは良かった!
一言で例えるなら、西部開拓時代の「幌馬車調キャンパー」
丸みのあるアーチ状で内装はアンティーク木目調です。
運転席上のベッドルーム憧れるわ〜
テレビの黎明期に白黒のウエスタンドラマで育ったおっちゃん達に大人気!笑
次は外国からのお客さんにも人気だった「四国お遍路さんver」!!
かなりこだわっていて、金剛杖のホルダー、管笠を吊るすフックあり、御朱印帳、写経帳の棚あり、コタツまであり、蜜柑が載ってて、中に猫寝てた。笑
ベッドマットは畳み調で壁面の収納取っ手は和箪笥風で障子は間接照明で青、黄色、紫、緑と灯りを選べる…って、スカイツリーみたい。
全体的に、言わずもがなの和室調。
やっちゃってます。良い。
お遍路してるから、この車買う。じゃなくて、「この車買うからには、お遍路行こう!」そう思わせてくれるかもしれません。
良い商品とは、つまりはそういう商品です。
打って変わって、こちらは「ホンダ」ブース。
ここも狙いはハッキリしています。
「ウチの車は、余計な事しなくてもアナタの遊び道具です」
ってとこでしょうか?
コンセプトカーは軽ワゴンのバモス ホビオ。
炊事、調理設備は一切なくて後部フルフラットのラゲッジルームに既成のキャンプ道具持ち込んで「カーテント」と化す。
放浪書房は正にこのパターン。
それだけなら、どのメーカーも一緒じゃん!となりますが、そこは発電機でもシェアNo.1のホンダ!
「ぶっちゃけさ、パソコン、スマホ、タブレット使えれば後はどーにでもなるよね?」とばかりに、自社の蓄電式の発電機をバリバリアピールしてます。
大枚はたいて新しくキャンピングカーを買う前に、今乗ってる車でも、持ってる装備でやれることあるでしょ?
楽しいこと出来るでしょ?
でも、こんな良いもんもウチ作ってんだよね〜と。
背中痒い人の為に「全自動背中掻きマシーン」を作るのではなく使い易い「改良型孫の手」を作る。
本当に必要なものは何か知っている。
何を作ったら面白いか、誰の役に立つか、喜ばれるか、お金になるか知っている。
自分達の役割を知っている。
良いものづくりメーカーとは、つまりはそういうメーカー。
屋台とキャンピングカー。
目的こそ違えど、限られたスペースを効率良く、機能的に使う部分は一緒。
アート作品じゃないから、使ってもらってなんぼ。
使う人間に、既存の使い方+αを想像させる、提案出来る。そんな商品が良い商品だと思いました。
この荷物棚兼ペーパーホルダーなんて面白いよなぁ〜実際に使ってないと思いつかないよなぁ〜
細部に神は宿るなぁ〜☆
放浪工房では、実際の路上販売、イベント出店、小商いの経験をもとに、本当に使える、使いたいくなる、小商いしたくなるミニマムでマキシマムな「小商い専屋台用」“コアキーナ”シリーズを製作、販売、レンタルしております。
近々、新作も出来ますよ〜☆
乞うご期待!!
昨日の記事にも書いた「カメレオン的キャンパー」ですが、ベース車両で断トツに多かったのがトヨタの「ハイエースバン 」ベース。
30万キロ余裕に走ってしまう耐久性と基本性能の高さと真四角な箱バンスタイルがもたらす広大な室内空間で人気です。
キャンピングカーにはもってこい!
凄いぜ!ハイエース!
トヨタさん、放浪書房が住まいとして仕事場としての新しいスタイルを確立させるんで、提供して〜!
出来たらディーゼルターボのスーパーGLで!笑
写真では外観映ってないけど 、この3台全部ハイエースベース。サイズこそ大きめですが、ミニバン運転した事あるなら女性でもそれ程違和感無く取りまわせます。
普段使いにも全然いける!
フラットなベッド面の下には2人ないし3人が座れるセカンドシートも収納されてたりします。
普段仕事で使う人の為に折り畳み式のベッド、フルフラットソファなど必要最低限の「就寝機能」だけをおさえて調理、炊事機能を省いたモデルも。
ベッド畳めば荷物の運搬や、バイクや自転車などのトランスポーターとして充分機能します。
この辺もライフスタイルの変化からくるんだろうな。
これは凄かった!
天井に大型のソーラーパネルと大容量のバッテリーを装着する事で家庭用のエアコンも付いてる!内装も高級感があってお洒落なシティホテルのよう。
写真じゃ分かりにくいけど、後ろ半分を仕切れてダイニングとベッドルーフに分けれちゃうとか…
700万円だっけか…
移動出来る応接室…ちょっと欲しい…笑
後ろを屋台の展示、収納部にして、リビングで商談。都内各地のコインパーキングをオフィス兼サテライトショップに出来るじゃないか!
あと、写真ないけど、利用人数も昔のファミリーでの利用から、夫婦2人+ペット1匹での利用を想定したモデルも目立ちました。
そのせいかショーの入場料金もペット料金があり、中、大型犬連れたお客さんもチラホラ。
そっか、ペット連れで泊まれるところ、まだまだ少ないのかな…宿泊先心配することなく旅に出られるのは魅力的なんだろうな…
お次は放浪書房が気になっだブースやキャンパーをご紹介です!
こちらは【Toy-Factory】さんのブース。
こちらはハイエースベース、牽引のキャンピングトレーラーを展示してたけど、おっ!と思ったのはブースの「見せ方(魅せ方)」です。
先に書いたようにどのブースもそんなに変わり映えしないラインナップで中古車店のような展示をしてる中でこのブースは目を引きました。
「ノルディスク」という北欧アウトドアブランドのティピー型テントをアイキャッチに、キャンプシーンをイメージしたジオラマ風のブース作りをしていて「乗り物、移動手段」「車中泊」の手段として車やキャンピングカーではなく「遊び道具」としての魅力を提案しています。
これなら、車離れの若者や若いファミリー、キャンプスタイルの野外フェス好き、お洒落キャンプ好きな女の子にも違和感無く入ってもらえそう。
下の写真は「ルノー 」のカングーという車種に取り付け出来て簡易キャンパーに出来るパーツ達。
鮮やかなグリーンも目立つ!
フラットマット、ルーフテント、ドアテーブル、野外車内で兼用出来るテーブルラックキットなど木目調で可愛いです。
「ルノー カングーって、どれだけ乗ってる人居るんだ??」
とツッコミ入れたくなったけど、待てよ。
これだけのメーカー集まっていて「ルノーカングー」扱ってんのここだけ…って事は「カングーでオートキャンプー!」と思ったら1人勝ちじゃないか…
お客さんのニーズを追っかけるんじゃなくて、こちらから掘り起こし、提案する。
しかもお洒落に。楽しく。
やるなぁ。
お次はこちら。
軽バンベースは多いけど、軽トラ積載型は少なくて、中でもこれは良かった!
一言で例えるなら、西部開拓時代の「幌馬車調キャンパー」
丸みのあるアーチ状で内装はアンティーク木目調です。
運転席上のベッドルーム憧れるわ〜
テレビの黎明期に白黒のウエスタンドラマで育ったおっちゃん達に大人気!笑
次は外国からのお客さんにも人気だった「四国お遍路さんver」!!
かなりこだわっていて、金剛杖のホルダー、管笠を吊るすフックあり、御朱印帳、写経帳の棚あり、コタツまであり、蜜柑が載ってて、中に猫寝てた。笑
ベッドマットは畳み調で壁面の収納取っ手は和箪笥風で障子は間接照明で青、黄色、紫、緑と灯りを選べる…って、スカイツリーみたい。
全体的に、言わずもがなの和室調。
やっちゃってます。良い。
お遍路してるから、この車買う。じゃなくて、「この車買うからには、お遍路行こう!」そう思わせてくれるかもしれません。
良い商品とは、つまりはそういう商品です。
打って変わって、こちらは「ホンダ」ブース。
ここも狙いはハッキリしています。
「ウチの車は、余計な事しなくてもアナタの遊び道具です」
ってとこでしょうか?
コンセプトカーは軽ワゴンのバモス ホビオ。
炊事、調理設備は一切なくて後部フルフラットのラゲッジルームに既成のキャンプ道具持ち込んで「カーテント」と化す。
放浪書房は正にこのパターン。
それだけなら、どのメーカーも一緒じゃん!となりますが、そこは発電機でもシェアNo.1のホンダ!
「ぶっちゃけさ、パソコン、スマホ、タブレット使えれば後はどーにでもなるよね?」とばかりに、自社の蓄電式の発電機をバリバリアピールしてます。
大枚はたいて新しくキャンピングカーを買う前に、今乗ってる車でも、持ってる装備でやれることあるでしょ?
楽しいこと出来るでしょ?
でも、こんな良いもんもウチ作ってんだよね〜と。
背中痒い人の為に「全自動背中掻きマシーン」を作るのではなく使い易い「改良型孫の手」を作る。
本当に必要なものは何か知っている。
何を作ったら面白いか、誰の役に立つか、喜ばれるか、お金になるか知っている。
自分達の役割を知っている。
良いものづくりメーカーとは、つまりはそういうメーカー。
屋台とキャンピングカー。
目的こそ違えど、限られたスペースを効率良く、機能的に使う部分は一緒。
アート作品じゃないから、使ってもらってなんぼ。
使う人間に、既存の使い方+αを想像させる、提案出来る。そんな商品が良い商品だと思いました。
この荷物棚兼ペーパーホルダーなんて面白いよなぁ〜実際に使ってないと思いつかないよなぁ〜
細部に神は宿るなぁ〜☆
放浪工房では、実際の路上販売、イベント出店、小商いの経験をもとに、本当に使える、使いたいくなる、小商いしたくなるミニマムでマキシマムな「小商い専屋台用」“コアキーナ”シリーズを製作、販売、レンタルしております。
近々、新作も出来ますよ〜☆
乞うご期待!!
2016.2.13
図面引いては、ああでもない、こーでもない。
試作作っては、ああでもない、こーでもない。
屋台づくりの毎日。
トコロテンと一緒でアウトプットばかりじゃ空っぽになってしまうので、インプットにと千葉 幕張メッセで開催中のキャンピングカーショーに。
いや〜楽しゅうございました☆
3ホールぶち抜きでズラリ並ぶ「移動するお家」達!テンション上がります!!
先に感想を話しちゃいますと、ぶっちゃけ、いつからキャンピングカーというものが此の世に生まれたかは分かりませんが、基本的な部分で20年前も今も大きな変化は無く、ある意味道具として完成された形だと思いました。
何が変わったかと言えば、ベースになる車のレパートリーと、搭載される自動車用バッテリーで動く家電品の性能。後は照明がLEDになって電力供給としてソーラー発電が加わったくらい。
細かい部分はそりゃ、あれこれありますが「住処」としての基本性能、定義として
①「外部の自然環境から守る」
②「睡眠、休息をとれる」
③「調理、炊事が出来る」
あとは④「排泄」と⑤「衛生面(洗面、シャワー)」
は昔からほとんど変化は無く、大抵のキャンピングカーは①〜③を押さえた作りになっています。
変わったなぁと思うのが、④、⑤は勿論のこと、③(水回り)さえも省略するモデルが増えてきたこと。
その理由としては日本中何処にでも、24時間のスーパー、ファストフード、ファミレス、コンビニ、自販機があり、スーパー銭湯、道の駅があるわけですから設備として無くても困らないし、自然の中でのキャンプという昔のスタイルから、街と街を繋ぐ、車中泊旅のツールとしてキャンピングカーが位置づけされているから。
それと、昔に比べて外観の「キャンピングカー感」が薄れたモデルが多いこと。
一昔前はベースはトラックだったり、小型のバスだったり上にFRPの箱をドンと載せた「私、キャンピングカーでの旅してます!感」が強くて、無駄にデカくて、とてもじゃないが子供の幼稚園のお迎えや、スーパーまで買い物に的な日常の足としての使えないようなのばかりだったけど、今回見た限りでは、外観は普通のワンボックス、ミニバン、軽ワゴンにしか見えない「カメレオン的キャンパー」が隆盛を極めております。
旅してます感!
実は大の苦手。
「放浪さん、キャンピングカー乗ればいいのに」と良く言われるけど興味ないのはその為。
つづく