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2016.2.15
キャンピングカーショーで我学ぶ。
さて、前回に引き続き千葉 幕張メッセで開催の「キャンピングカーショー」のお話。
昨日の記事にも書いた「カメレオン的キャンパー」ですが、ベース車両で断トツに多かったのがトヨタの「ハイエースバン 」ベース。
30万キロ余裕に走ってしまう耐久性と基本性能の高さと真四角な箱バンスタイルがもたらす広大な室内空間で人気です。
キャンピングカーにはもってこい!
凄いぜ!ハイエース!
トヨタさん、放浪書房が住まいとして仕事場としての新しいスタイルを確立させるんで、提供して〜!
出来たらディーゼルターボのスーパーGLで!笑
写真では外観映ってないけど 、この3台全部ハイエースベース。サイズこそ大きめですが、ミニバン運転した事あるなら女性でもそれ程違和感無く取りまわせます。
普段使いにも全然いける!
フラットなベッド面の下には2人ないし3人が座れるセカンドシートも収納されてたりします。
普段仕事で使う人の為に折り畳み式のベッド、フルフラットソファなど必要最低限の「就寝機能」だけをおさえて調理、炊事機能を省いたモデルも。
ベッド畳めば荷物の運搬や、バイクや自転車などのトランスポーターとして充分機能します。
この辺もライフスタイルの変化からくるんだろうな。
これは凄かった!
天井に大型のソーラーパネルと大容量のバッテリーを装着する事で家庭用のエアコンも付いてる!内装も高級感があってお洒落なシティホテルのよう。
写真じゃ分かりにくいけど、後ろ半分を仕切れてダイニングとベッドルーフに分けれちゃうとか…
700万円だっけか…
移動出来る応接室…ちょっと欲しい…笑
後ろを屋台の展示、収納部にして、リビングで商談。都内各地のコインパーキングをオフィス兼サテライトショップに出来るじゃないか!
あと、写真ないけど、利用人数も昔のファミリーでの利用から、夫婦2人+ペット1匹での利用を想定したモデルも目立ちました。
そのせいかショーの入場料金もペット料金があり、中、大型犬連れたお客さんもチラホラ。
そっか、ペット連れで泊まれるところ、まだまだ少ないのかな…宿泊先心配することなく旅に出られるのは魅力的なんだろうな…
お次は放浪書房が気になっだブースやキャンパーをご紹介です!
こちらは【Toy-Factory】さんのブース。
こちらはハイエースベース、牽引のキャンピングトレーラーを展示してたけど、おっ!と思ったのはブースの「見せ方(魅せ方)」です。
先に書いたようにどのブースもそんなに変わり映えしないラインナップで中古車店のような展示をしてる中でこのブースは目を引きました。
「ノルディスク」という北欧アウトドアブランドのティピー型テントをアイキャッチに、キャンプシーンをイメージしたジオラマ風のブース作りをしていて「乗り物、移動手段」「車中泊」の手段として車やキャンピングカーではなく「遊び道具」としての魅力を提案しています。
これなら、車離れの若者や若いファミリー、キャンプスタイルの野外フェス好き、お洒落キャンプ好きな女の子にも違和感無く入ってもらえそう。
下の写真は「ルノー 」のカングーという車種に取り付け出来て簡易キャンパーに出来るパーツ達。
鮮やかなグリーンも目立つ!
フラットマット、ルーフテント、ドアテーブル、野外車内で兼用出来るテーブルラックキットなど木目調で可愛いです。
「ルノー カングーって、どれだけ乗ってる人居るんだ??」
とツッコミ入れたくなったけど、待てよ。
これだけのメーカー集まっていて「ルノーカングー」扱ってんのここだけ…って事は「カングーでオートキャンプー!」と思ったら1人勝ちじゃないか…
お客さんのニーズを追っかけるんじゃなくて、こちらから掘り起こし、提案する。
しかもお洒落に。楽しく。
やるなぁ。
お次はこちら。
軽バンベースは多いけど、軽トラ積載型は少なくて、中でもこれは良かった!
一言で例えるなら、西部開拓時代の「幌馬車調キャンパー」
丸みのあるアーチ状で内装はアンティーク木目調です。
運転席上のベッドルーム憧れるわ〜
テレビの黎明期に白黒のウエスタンドラマで育ったおっちゃん達に大人気!笑
次は外国からのお客さんにも人気だった「四国お遍路さんver」!!
かなりこだわっていて、金剛杖のホルダー、管笠を吊るすフックあり、御朱印帳、写経帳の棚あり、コタツまであり、蜜柑が載ってて、中に猫寝てた。笑
ベッドマットは畳み調で壁面の収納取っ手は和箪笥風で障子は間接照明で青、黄色、紫、緑と灯りを選べる…って、スカイツリーみたい。
全体的に、言わずもがなの和室調。
やっちゃってます。良い。
お遍路してるから、この車買う。じゃなくて、「この車買うからには、お遍路行こう!」そう思わせてくれるかもしれません。
良い商品とは、つまりはそういう商品です。
打って変わって、こちらは「ホンダ」ブース。
ここも狙いはハッキリしています。
「ウチの車は、余計な事しなくてもアナタの遊び道具です」
ってとこでしょうか?
コンセプトカーは軽ワゴンのバモス ホビオ。
炊事、調理設備は一切なくて後部フルフラットのラゲッジルームに既成のキャンプ道具持ち込んで「カーテント」と化す。
放浪書房は正にこのパターン。
それだけなら、どのメーカーも一緒じゃん!となりますが、そこは発電機でもシェアNo.1のホンダ!
「ぶっちゃけさ、パソコン、スマホ、タブレット使えれば後はどーにでもなるよね?」とばかりに、自社の蓄電式の発電機をバリバリアピールしてます。
大枚はたいて新しくキャンピングカーを買う前に、今乗ってる車でも、持ってる装備でやれることあるでしょ?
楽しいこと出来るでしょ?
でも、こんな良いもんもウチ作ってんだよね〜と。
背中痒い人の為に「全自動背中掻きマシーン」を作るのではなく使い易い「改良型孫の手」を作る。
本当に必要なものは何か知っている。
何を作ったら面白いか、誰の役に立つか、喜ばれるか、お金になるか知っている。
自分達の役割を知っている。
良いものづくりメーカーとは、つまりはそういうメーカー。
屋台とキャンピングカー。
目的こそ違えど、限られたスペースを効率良く、機能的に使う部分は一緒。
アート作品じゃないから、使ってもらってなんぼ。
使う人間に、既存の使い方+αを想像させる、提案出来る。そんな商品が良い商品だと思いました。
この荷物棚兼ペーパーホルダーなんて面白いよなぁ〜実際に使ってないと思いつかないよなぁ〜
細部に神は宿るなぁ〜☆
放浪工房では、実際の路上販売、イベント出店、小商いの経験をもとに、本当に使える、使いたいくなる、小商いしたくなるミニマムでマキシマムな「小商い専屋台用」“コアキーナ”シリーズを製作、販売、レンタルしております。
近々、新作も出来ますよ〜☆
乞うご期待!!
昨日の記事にも書いた「カメレオン的キャンパー」ですが、ベース車両で断トツに多かったのがトヨタの「ハイエースバン 」ベース。
30万キロ余裕に走ってしまう耐久性と基本性能の高さと真四角な箱バンスタイルがもたらす広大な室内空間で人気です。
キャンピングカーにはもってこい!
凄いぜ!ハイエース!
トヨタさん、放浪書房が住まいとして仕事場としての新しいスタイルを確立させるんで、提供して〜!
出来たらディーゼルターボのスーパーGLで!笑
写真では外観映ってないけど 、この3台全部ハイエースベース。サイズこそ大きめですが、ミニバン運転した事あるなら女性でもそれ程違和感無く取りまわせます。
普段使いにも全然いける!
フラットなベッド面の下には2人ないし3人が座れるセカンドシートも収納されてたりします。
普段仕事で使う人の為に折り畳み式のベッド、フルフラットソファなど必要最低限の「就寝機能」だけをおさえて調理、炊事機能を省いたモデルも。
ベッド畳めば荷物の運搬や、バイクや自転車などのトランスポーターとして充分機能します。
この辺もライフスタイルの変化からくるんだろうな。
これは凄かった!
天井に大型のソーラーパネルと大容量のバッテリーを装着する事で家庭用のエアコンも付いてる!内装も高級感があってお洒落なシティホテルのよう。
写真じゃ分かりにくいけど、後ろ半分を仕切れてダイニングとベッドルーフに分けれちゃうとか…
700万円だっけか…
移動出来る応接室…ちょっと欲しい…笑
後ろを屋台の展示、収納部にして、リビングで商談。都内各地のコインパーキングをオフィス兼サテライトショップに出来るじゃないか!
あと、写真ないけど、利用人数も昔のファミリーでの利用から、夫婦2人+ペット1匹での利用を想定したモデルも目立ちました。
そのせいかショーの入場料金もペット料金があり、中、大型犬連れたお客さんもチラホラ。
そっか、ペット連れで泊まれるところ、まだまだ少ないのかな…宿泊先心配することなく旅に出られるのは魅力的なんだろうな…
お次は放浪書房が気になっだブースやキャンパーをご紹介です!
こちらは【Toy-Factory】さんのブース。
こちらはハイエースベース、牽引のキャンピングトレーラーを展示してたけど、おっ!と思ったのはブースの「見せ方(魅せ方)」です。
先に書いたようにどのブースもそんなに変わり映えしないラインナップで中古車店のような展示をしてる中でこのブースは目を引きました。
「ノルディスク」という北欧アウトドアブランドのティピー型テントをアイキャッチに、キャンプシーンをイメージしたジオラマ風のブース作りをしていて「乗り物、移動手段」「車中泊」の手段として車やキャンピングカーではなく「遊び道具」としての魅力を提案しています。
これなら、車離れの若者や若いファミリー、キャンプスタイルの野外フェス好き、お洒落キャンプ好きな女の子にも違和感無く入ってもらえそう。
下の写真は「ルノー 」のカングーという車種に取り付け出来て簡易キャンパーに出来るパーツ達。
鮮やかなグリーンも目立つ!
フラットマット、ルーフテント、ドアテーブル、野外車内で兼用出来るテーブルラックキットなど木目調で可愛いです。
「ルノー カングーって、どれだけ乗ってる人居るんだ??」
とツッコミ入れたくなったけど、待てよ。
これだけのメーカー集まっていて「ルノーカングー」扱ってんのここだけ…って事は「カングーでオートキャンプー!」と思ったら1人勝ちじゃないか…
お客さんのニーズを追っかけるんじゃなくて、こちらから掘り起こし、提案する。
しかもお洒落に。楽しく。
やるなぁ。
お次はこちら。
軽バンベースは多いけど、軽トラ積載型は少なくて、中でもこれは良かった!
一言で例えるなら、西部開拓時代の「幌馬車調キャンパー」
丸みのあるアーチ状で内装はアンティーク木目調です。
運転席上のベッドルーム憧れるわ〜
テレビの黎明期に白黒のウエスタンドラマで育ったおっちゃん達に大人気!笑
次は外国からのお客さんにも人気だった「四国お遍路さんver」!!
かなりこだわっていて、金剛杖のホルダー、管笠を吊るすフックあり、御朱印帳、写経帳の棚あり、コタツまであり、蜜柑が載ってて、中に猫寝てた。笑
ベッドマットは畳み調で壁面の収納取っ手は和箪笥風で障子は間接照明で青、黄色、紫、緑と灯りを選べる…って、スカイツリーみたい。
全体的に、言わずもがなの和室調。
やっちゃってます。良い。
お遍路してるから、この車買う。じゃなくて、「この車買うからには、お遍路行こう!」そう思わせてくれるかもしれません。
良い商品とは、つまりはそういう商品です。
打って変わって、こちらは「ホンダ」ブース。
ここも狙いはハッキリしています。
「ウチの車は、余計な事しなくてもアナタの遊び道具です」
ってとこでしょうか?
コンセプトカーは軽ワゴンのバモス ホビオ。
炊事、調理設備は一切なくて後部フルフラットのラゲッジルームに既成のキャンプ道具持ち込んで「カーテント」と化す。
放浪書房は正にこのパターン。
それだけなら、どのメーカーも一緒じゃん!となりますが、そこは発電機でもシェアNo.1のホンダ!
「ぶっちゃけさ、パソコン、スマホ、タブレット使えれば後はどーにでもなるよね?」とばかりに、自社の蓄電式の発電機をバリバリアピールしてます。
大枚はたいて新しくキャンピングカーを買う前に、今乗ってる車でも、持ってる装備でやれることあるでしょ?
楽しいこと出来るでしょ?
でも、こんな良いもんもウチ作ってんだよね〜と。
背中痒い人の為に「全自動背中掻きマシーン」を作るのではなく使い易い「改良型孫の手」を作る。
本当に必要なものは何か知っている。
何を作ったら面白いか、誰の役に立つか、喜ばれるか、お金になるか知っている。
自分達の役割を知っている。
良いものづくりメーカーとは、つまりはそういうメーカー。
屋台とキャンピングカー。
目的こそ違えど、限られたスペースを効率良く、機能的に使う部分は一緒。
アート作品じゃないから、使ってもらってなんぼ。
使う人間に、既存の使い方+αを想像させる、提案出来る。そんな商品が良い商品だと思いました。
この荷物棚兼ペーパーホルダーなんて面白いよなぁ〜実際に使ってないと思いつかないよなぁ〜
細部に神は宿るなぁ〜☆
放浪工房では、実際の路上販売、イベント出店、小商いの経験をもとに、本当に使える、使いたいくなる、小商いしたくなるミニマムでマキシマムな「小商い専屋台用」“コアキーナ”シリーズを製作、販売、レンタルしております。
近々、新作も出来ますよ〜☆
乞うご期待!!
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