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2016.3.1
(ふるほん日和Blogより抜粋)
2010年春に始まった井戸端古本マーケット「ふるほん日和」
2016年春に「すみだ川ものコト市」さんにお声かけいただいて、墨田区向島内で復活します。
春のうららのすみだ川のほとりで、
選んだ本を大いにおススメしたり、
お客様と最近読んだ本の話をしたり、
界隈ゆかりの作家や文学作品に思いをはせてみたりしませんか。
折しも「ものコト市」は開催10回目。
10回以上読み返したくなる本、10歳の頃に出会った本など
「10」にちなんだ本を集めたりするのも、いいかもしれません。
江戸時代から文人、粋人が集まった向島。
皆さんお一人ひとりの遊び心や創造力を吹き込ん で、
半畳サイズの繁盛ショップ(本の店)を出現させてくださいね。
募集要項はコチラから
→http://furuhonbiyori.blog.fc2.com
→ Blog:http://furuhonbiyori.blog.fc2.com/
ツイッター: ふるほん日和 @furuhonbiyori
https://twitter.com › furuhonbiyori
facebook:https://www.facebook.com/furuhonbiyori/
2016.2.29
ふるほん日和、第2回を迎えるにあたりビジュアル面での刷新を図りました!
ふるほん日和のチラシの特徴として、「プレチラシ」(開催日時が決まったらなる早で作る簡易版のペラ1チラシ)
と「本チラシ」(より細かい情報やマップを掲載し、デザインにも凝ったもの)
と2段階での告知チラシを製作してました。
その理由は告知宣伝のスピード感!それを大切にしていたから。
今みたいにfacebookなんか無いですからねー
これが「プレチラシ」
日付、開催場所、簡単な内容、地図、出店募集、その他の詳細はQRコードでBlogに誘導。
主催メンバーの一人デザイナーの長縄さんデザインのどこか懐かしく温かみのある可愛いタイトルロゴ
そして、これが、「本チラシ」
向島、押上周辺の迷路のような下町の路地裏のイメージが模様になった表紙デザインはメロンの編み編み柄みたいで美味しそう!
表紙?というのもただのイベントチラシではなく、ふるほん日和を、本やアート、クラフトとの出会い、人との出会いをきっかけに魅力的な向島、押上の街を散策、探訪してもらい、好きになってもらいたい!
その思いから、街歩きのお供になる情報満載の読みものとしても面白いものをと、イラストあり
ふるほん日和の会場となっている鳩の街通り商店街のマップあり
おすすめのお店やスカイツリーの絶景フォトスポットや周辺イベントまで押さえた街歩きの広域マップあり!
周辺の店舗さんに広告主になってもらいました!
そして、プレイベントや特別企画のご案内などたっぷりの内容!
全体のレイアウト、デザイン、広告取りからマップ取材まで製作の全てを担当してくれた長縄さんの頑張りと類い稀なセンスには本当脱帽!
このマップチラシ。
今となれば墨田界隈、公共、私的なモノを含め沢山のマップありますが他に先駆けて作られていたんじゃないでしょうか。
地元は勿論、遠方での【ドブ板選挙的告知宣伝布教普及活動】!!でもお客さんが手に取る率、持ち帰る率が滅茶滅茶高い!
広げるとこんなに大きいので、皆で折々作業。
これもイベントにして、ふるほん日和出店者さんにも声かけてお手伝いして貰ってました。
広げないと地図見えないから、街歩きのお客さんがふるほん日和を勝手に宣伝してくれるという!(笑)
江戸時代の三越の雨の日の屋号入り貸し傘戦法のよう。
2016.2.28
さて、さて前回記事の神保町のすずらん通りのお祭りを皮切りに秋の第2回開催にむけての
「チーム・ふるほん日和」の【ドブ板選挙的告知宣伝布教普及活動】!!は続きます☆
他所での宣伝告知も大事だけど、一番大事なのは地元商店街と周辺に住む方の理解。
「若いやつらが人の街で好き勝手になんかやってる…」
と思われないよう。
商店街のイベントに合わせて第一回の会場となった広場でもプレイベントを開催しました。
確か本開催の2ヶ月前だったかな…
近くに住んでいても開催を知らなかった人、なんかやってるけど、若い人達のやることだから自分らにはちょっと…と距離置いてた人も。
やってる方は「伝わっている」と思い込んでいても、実際は明後日の方向にボール投げてたり、相手のミットまで届いてなかったりはしょっちゅうあります。
アウェイ と ホームのバランス取りながらプレイベントを重ねます。
その場所に根付いて何かをやっていくのなら、他所からの人を引っ張ってくるのも大事だけど、徒歩3分圏内のツッカケ履いてやってこれるお客さんは本当に大事です。
そこをしっかり押さえることは何より高効率。
その人達に興味持ってもらえたら、好きになってもらえたら高確率で、友人知人家族を連れてきてくれるから。
チラシを渡してイベント主旨を説明して、実際に古本や雑貨を“半畳(繁盛)ショップ”サイズで販売して体感してもらう。
写真見ても分かる通り、老若男女の垣根なく届く「本」というツール、商品であったのは本当に助かりました。 「商い」という行為の中にも、「文化的な香り」が漂うのも本ならでは。
「本なんかけしからん!」なんて一度も言われたことがない。(笑)
他じゃそうはいかない。
そうそう、この時は年末の「年賀ハガキの特設販売コーナー」よろしく「古本日和出店者事前受付コーナー」も設けていたらしいです☆(笑)
開催一週間前!
最後の駄目押し!とばかりに中央線に出向き
「高円寺フェス 本の楽市」に出店。
主催メンバーの一人、長縄さんデザインの手ぬぐいか抜群のアイキャッチに!
この時は確か2日間開催で、千葉に帰って翌朝出勤すんの面倒くさいから近くの図書館の軒下で野宿(笑)
よくやるよ。(笑)
2016.2.27
さてさて、前回のBlog記事で引っ張った
【ドブ板選挙的告知宣伝布教普及活動】!!
とは何ぞや?
具体的に言うと
次回開催まで「出張ふるほん日和」という形で小さなイベントを開催したり、他イベントへの参加を繰り返しながら、地道な営業活動、告知宣伝に繋げていく。こと
売れないお笑い芸人のデパート屋上や健康ランドでのステージ営業に似ていますが、これには以下のような利点があります。
■「blog、Twitter、フェイスブック等に動きを付け易い」
年に数回、下手したら年1のイベントサイトに見られがちな「この記事いつの日付だよ!今、どうなってんだ?次やるのやらない?」という来訪者のイライラ?情報不足を解消出来る。
■「↑ これによって、興味を持ってくれた“ファン予備軍”の次のアクションに繋げ易くする」
イベント終わってから、存在を知る方も沢山居ます。次は行こうと思ってくれても1年後、半年後じゃ覚えているのも大変!(当時はfacebookのイベントページみたいな便利なもんありませんでした)
だから、小さいイベントを頻繁にやったり、他のイベントにも積極的に参加することで、「目撃率、遭遇率」を増やし「都市伝説」と思われないようにする。
■「論より証拠、百聞は〜の体感型の宣伝」
当時、今ほどブックイベント、アート、クラフトマルシェは多くありませんでした。
例えば、谷根千の一箱古本市「不忍ブックストリート」、雑司が谷の「みちくさ市」に参加したり、お客さんで遊びに来た方なら「ふるほん日和」のスタイル(古本、アート、クラフトのマルシェ)も想像つきますがそうでないとなかなか想像がつかない。
その辺りに関心、興味ある方は今も昔も、自分で積極的に「来てくれる」(情報取りに行く)けど、どちらかというと僕らが本当に興味持ってもらいたい「お客さん」はそこじゃなかったから、こちらから「出向いて」出会うきっかけを作って、体感してもらう必要がありました。
【体感】(商い)は本当に分かり易い。
■「大事な“お客さん”をファンにする。囲い込む」
ここで言うお客さんとは【出店者】さん達のこと。
本でも、アート、クラフト系のマルシェにとって「生命線」になる出店者さんの方々。
来場者数と満足度は、そんなバラエティに富んで色とりどりの素敵なお店をどれだけ集められるかにかかってきます。
今ほどイベントが多くなかったとはいえ、春、秋のイベントシーズンにはバッティングすることもチラホラ。(今だともっとだよね…)
出店者さんの奪い合いになっちゃう。
そんな時にどっちのイベントに出るか?集客、売上、知名度…まぁ、上げたらキリが無いけど、
駆け出しイベントで何の実績もない僕らが選んだのは
「ファンになってもらう!」という事でした。
初回で出店してくれた皆さんのリストを作り、イベントや企画の内容、お住まいの場所に合わせて
「一緒にお店出さない?」とお声がけをしました。
規模こそ小さいながらもシーズンオフの「商いチャンス」ですから嬉しいものですし、メールや電話でも何かにつけてコミュニケーションを取ったり、会って、時間や空間を共にしていれば自然に連帯感と愛着が生まれて、緩やかなチームが出来上がっていった気がします。
そして、ふるほん日和に愛着持ってくれる「ファン」や「サポーター」になってくれた。ような…(笑)
ような…、気がしますと書いたのは、当時は本当に何も考えてなかったから (笑)
ただただ単純に、縁あって知り合えた小商い仲間と楽しい商いをしたかっただけ。
振り返ってみたら、結果そうなってただけ。
あ〜当時は純粋無垢だったなぁ。
■「ゆっくり話せる」
イベント中は本当バタバタです。主催側の自分も一緒に出店しようものなら運営に商いに大わらわで、イベントの主旨やストーリーをゆっくり説明する時間なんてなかなか無いのが実情。
でも、宣伝告知を目的としたこういうタイミングだからこそ、イベントの魅力、街の魅力をゆっくり、じっくり話せます。
「もう来ちゃってる」イベント当日のお客さんを迎えるのとはまた違う楽しさと「その先の期待」があります。
そして、最後は
■「地獄の千本ノック効果!!商い(飽きない)力を身に付ける!!」
はっきり言います!
《イベント出店はどれだけ場数踏んでるか!》
これに尽きます!
毎回別の街、会場の雰囲気は勿論のこと、客層、出店に際してのルール、要項、出店スペース、什器がみんな違う。
事前に与えられる限られた情報の中で分析して、仮説を立てて、準備する。
当日、土壇場で諸々変更なんて日常茶飯事。
慌てず騒がず臨機応変に対応する。店の設え、商品構成、接客を変える。
そんな地獄の千本ノックを繰り返すうちに経験値がどんどん上がっていきました。
主催メンバーだけでなく、出店者さん達も一緒に成長していった、商い(飽きない)力を身に付けられた。
気がします。
【ドブ板選挙的告知宣伝布教普及活動】!!
とは何ぞや?
具体的に言うと
次回開催まで「出張ふるほん日和」という形で小さなイベントを開催したり、他イベントへの参加を繰り返しながら、地道な営業活動、告知宣伝に繋げていく。こと
売れないお笑い芸人のデパート屋上や健康ランドでのステージ営業に似ていますが、これには以下のような利点があります。
■「blog、Twitter、フェイスブック等に動きを付け易い」
年に数回、下手したら年1のイベントサイトに見られがちな「この記事いつの日付だよ!今、どうなってんだ?次やるのやらない?」という来訪者のイライラ?情報不足を解消出来る。
■「↑ これによって、興味を持ってくれた“ファン予備軍”の次のアクションに繋げ易くする」
イベント終わってから、存在を知る方も沢山居ます。次は行こうと思ってくれても1年後、半年後じゃ覚えているのも大変!(当時はfacebookのイベントページみたいな便利なもんありませんでした)
だから、小さいイベントを頻繁にやったり、他のイベントにも積極的に参加することで、「目撃率、遭遇率」を増やし「都市伝説」と思われないようにする。
■「論より証拠、百聞は〜の体感型の宣伝」
当時、今ほどブックイベント、アート、クラフトマルシェは多くありませんでした。
例えば、谷根千の一箱古本市「不忍ブックストリート」、雑司が谷の「みちくさ市」に参加したり、お客さんで遊びに来た方なら「ふるほん日和」のスタイル(古本、アート、クラフトのマルシェ)も想像つきますがそうでないとなかなか想像がつかない。
その辺りに関心、興味ある方は今も昔も、自分で積極的に「来てくれる」(情報取りに行く)けど、どちらかというと僕らが本当に興味持ってもらいたい「お客さん」はそこじゃなかったから、こちらから「出向いて」出会うきっかけを作って、体感してもらう必要がありました。
【体感】(商い)は本当に分かり易い。
■「大事な“お客さん”をファンにする。囲い込む」
ここで言うお客さんとは【出店者】さん達のこと。
本でも、アート、クラフト系のマルシェにとって「生命線」になる出店者さんの方々。
来場者数と満足度は、そんなバラエティに富んで色とりどりの素敵なお店をどれだけ集められるかにかかってきます。
今ほどイベントが多くなかったとはいえ、春、秋のイベントシーズンにはバッティングすることもチラホラ。(今だともっとだよね…)
出店者さんの奪い合いになっちゃう。
そんな時にどっちのイベントに出るか?集客、売上、知名度…まぁ、上げたらキリが無いけど、
駆け出しイベントで何の実績もない僕らが選んだのは
「ファンになってもらう!」という事でした。
初回で出店してくれた皆さんのリストを作り、イベントや企画の内容、お住まいの場所に合わせて
「一緒にお店出さない?」とお声がけをしました。
規模こそ小さいながらもシーズンオフの「商いチャンス」ですから嬉しいものですし、メールや電話でも何かにつけてコミュニケーションを取ったり、会って、時間や空間を共にしていれば自然に連帯感と愛着が生まれて、緩やかなチームが出来上がっていった気がします。
そして、ふるほん日和に愛着持ってくれる「ファン」や「サポーター」になってくれた。ような…(笑)
ような…、気がしますと書いたのは、当時は本当に何も考えてなかったから (笑)
ただただ単純に、縁あって知り合えた小商い仲間と楽しい商いをしたかっただけ。
振り返ってみたら、結果そうなってただけ。
あ〜当時は純粋無垢だったなぁ。
■「ゆっくり話せる」
イベント中は本当バタバタです。主催側の自分も一緒に出店しようものなら運営に商いに大わらわで、イベントの主旨やストーリーをゆっくり説明する時間なんてなかなか無いのが実情。
でも、宣伝告知を目的としたこういうタイミングだからこそ、イベントの魅力、街の魅力をゆっくり、じっくり話せます。
「もう来ちゃってる」イベント当日のお客さんを迎えるのとはまた違う楽しさと「その先の期待」があります。
そして、最後は
■「地獄の千本ノック効果!!商い(飽きない)力を身に付ける!!」
はっきり言います!
《イベント出店はどれだけ場数踏んでるか!》
これに尽きます!
毎回別の街、会場の雰囲気は勿論のこと、客層、出店に際してのルール、要項、出店スペース、什器がみんな違う。
事前に与えられる限られた情報の中で分析して、仮説を立てて、準備する。
当日、土壇場で諸々変更なんて日常茶飯事。
慌てず騒がず臨機応変に対応する。店の設え、商品構成、接客を変える。
そんな地獄の千本ノックを繰り返すうちに経験値がどんどん上がっていきました。
主催メンバーだけでなく、出店者さん達も一緒に成長していった、商い(飽きない)力を身に付けられた。
気がします。