只今、九州目指して西日本移動中!【アナタのお店や会社、イベントの軒下に「 旅する本屋 放浪書房」を呼んでみませんか?】
古来より
ツバメが軒下に巣を作ると、その家は繁栄すると言われています。
放浪書房に軒下貸して下さった皆さんにも良いコトがあれば良いな。
怖いけど、今度聞いてみよう。
「その後、良いコトありました?」って。
さて、
只今、旅する本屋「放浪書房」は未だ未踏の2県。長崎、佐賀を目指し、3ヶ月の旅をしております。
6月14日に千葉を出発して、2ヶ月が経った8月16日現在
栃木〜福島〜新潟〜富山〜石川〜福井〜滋賀〜京都
と、
一つの県に一週間前後滞在しながら色んな物を見聞きし、人に出会いながら、旅の空の下、特製の「旅する本屋台」で店を開いています。
旅先で旅本を仕入れ、次の街で売る事で、ガソリン代、食費、本の仕入れ、観光、旅費の全てを賄って旅を続けています。
ちなみに、
移動は軽のワゴン。広く無い車内に屋台や本の在庫、家財道具一式、夢も希望も詰め込んで、熱帯夜にアチアチ言いながら車中泊しながら旅をしています。
放浪書房は路上でのゲリラ出店。
路上特有の諸事情に、天候、店主の気まぐれと
【開いて♪ま〜す☆アナタのローソン♪】
とは正反対の不定期オープンでして
雑誌や新聞、ネット、TwitterにFacebook、風の噂にと「旅する本屋」の存在は知っていても実際に来店した事のある人は極僅か。
という、都市伝説のような本屋です。(笑)
「探すのメンドー!」
「なかなか会えない!会いに行く時間がない!」
なので一層のこと、
【アナタのお店や会社、イベントの軒下に「旅する本屋 放浪書房」を呼んでみませんか?】
今回の旅、殆どノープラン。
運任せ、風任せ、おまけに、色んな方のご好意や情報にお任せして旅する先を決めています。
今いる場所から、そう離れていない、もしくはこれからの旅のルートに近い場所なら大歓迎です!
是非、お気軽に声をかけて下さい☆
以下、
《正しい旅する本屋の呼び方》
【現在の位置を確認する】
「Twitter」で
https://mobile.twitter.com/horoshobo
「メールで直接問合せ」
http://horoshobo.com/?page_id=707
【うちの軒下来なよ!と打診する】
「メールで打診」
http://horoshobo.com/?page_id=707
「TwitterのDM」で
https://mobile.twitter.com/horoshobo
「Facebook経由」で
https://m.facebook.com/horoshobo1031?id=100002089185298&_rdr
【日時、場所の打ち合わせ】
【おおよその事が決まってたら、旅好き、本好き、変な人好きのお客さん、友人知人にも知らせてみる】
以上。
【こんな場所(お店、人)だと嬉しい、向いてる】
※これまで軒下を貸して下さったお店から放浪書房が分析致しました。
○捨て猫、捨て犬、家出少年をよく拾う
○「ウチの店は面白い(変)なお客さんばかりだからね!アハハハ!」
と自慢しちゃえる!
○「ウチの店自体もだいぶ面白い(変)よ!と自慢しちゃえる!
○本が好き、旅が好き、変なことしてるヤツが好き!
○面白い店や人を見つけると友達に自慢したくなる。
○近くに本屋や図書館が一件もない。
○何より、自分自身が旅に出たくて仕方ない!
○何より放浪書房に興味しんしん丸!
【注意事項とお願い】
★すいません、貧乏旅ゆえ出店料はお支払い出来ません。
★その代わり、トークショー等主催して頂く場合にはご自由に木戸銭取って下さい。
★放浪書房のホームページ、Twitter、Facebookで告知しますが、宣伝効果はあまり期待出来ません。
★屋台のサイズの関係上、奥行70センチ×間口250センチ×高さ150センチ程スペースが必要になります。
★駐車場、もしくは安いコインパーキングなどが近隣にあると助かります。
「どんな店が、軒下貸してるんだろ?ウチで大丈夫かな?」
そう思ったら、コチラをご参考下さい。



《この旅で軒下貸してくれた皆さん》
■「オリジナルダイニング 虎ニ」さん
http://blog.livedoor.jp/komaran2-comallan/lite/archives/29884954.html
(新潟市 道の駅 新潟ふるさと村前)
■「book cafe Blue Cafe」さん
http://s.tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15013465/
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.546241098751169.1073741827.304086129633335&type=3
(新潟市 上大川前)
■ジブン発掘本屋「ツルハシブックス」さん
http://tsuruhashi.niiblo.jp/
http://tsuruhashi.niiblo.jp/e272730.html
(新潟県 内野)
■「うちのカフェ イロハニ堂」さん(トークショー会場提供)
http://irohanidou.jimdo.com/?mobile=1
(新潟 内野)
■「古本 いとぽん」さん
(トークショー企画運営)
http://ameblo.jp/itoponn/
http://ameblo.jp/itoponn/entry-11562327376.html
(新潟 新発田)
■「コミュニティハウス ひとのま」さん
http://hito-noma.jimdo.com/?mobile=1
(富山県 高岡市)
■「珠洲 一箱古本市」さん
http://iwashido.exblog.jp/20580577/
http://horoshobo.com/?p=5642
(石川県 能登半島 珠洲市)
■「オヨヨ書林 せせらぎ通り店」
「オヨヨ書林 竪町店」さん
http://www.oyoyoshorin.jp/
https://m.facebook.com/oyoyoshorinseseragidori?id=102297406523226&_rdr
(石川県 金沢市)
■「エンゲルス・ガール」さん
https://mobile.twitter.com/ENGELS_GIRL
(京都 五条)
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9:11 | 店主 | その他 | コメントを書く
決めました。もう、今日で最後にします。
1
12日の出町柳での出店の帰り道。
旅する本屋台の異変に気付き、何とか駐車場迄は辿り着いたものの時すでに遅紹介。暗がりの中で照らした屋台台車の前輪のホイール部分に無くてはならないベアリングが欠損し、その後も無理やり動かした為に、シャフトも少し歪んでしまった。
翌日、出町柳の自転車屋さんに相談行くも、自転車のパーツでの代用、修理は無理との事。(ちなみにアメリカ企画の中国製)
「買った店か、代理店からタイヤ自体取り寄せるのが1番」とお兄さん。
ネットで京都八幡市にある「コストコ」を調べて電話

事情を説明するも、放浪書房が使っているの台車は廃番。現在は新しい型になっており、タイヤの形状が異なるという。
使えるかどうかは、店で自分の目で確かめて欲しいという。
閉店間際に飛び込み。壊れたタイヤと現行仕様のタイヤとを較べる。
幅の違いは一目瞭然、外径もよくよく見れば、若干違うような…
タイヤ(ホイール一体式)の型番「13×5.00-6」を頼りにネットで検索するも該当は無し。しかも台車専門のネットショップもあるにはあるものの、問合せメール返答はお盆明けになるという間の悪さ。
今日も朝一でホームセンターを廻り、同じ型のタイヤ探したけど成果無し。
お隣、大阪 寝屋川市にある最大級のホームセンターまで足を運んだけど徒労に終わる…
もう、いいよね。
なんか疲れたし、
充分よくやりましたよ。
旅出てから2ヶ月。
放浪書房史上最長の旅。
今日で最後にします。
終わりにします。
そう決心すると、心がスーッと軽くなる。
え?
旅、終わりにするのかって?
な訳ないでしょ!!
【旅する本屋台の修理にかける、時間、お金、精神的な負担】
この無駄遣いを終わりにするの!
昨日半日と、今日丸々一日ですよ!?
ずーっと、これにかかりっきり。
さすがにもう飽きた!(笑)
何回も言いますが、
「放浪書房」は「目的」じゃなくて、あくまで「手段」。
旅を楽しくしてくれて、経済的にも少しだけ楽になる為の「手段」
であるはずなのに…
振り回されっ放し。
これじゃ「本末転倒」じゃないのさ!(本屋だけに!)
屋台、直ってません。
でも、何となくは応急処置を施しました。
今迄のように無茶は出来ないけど、やりようによっちゃ、放浪書房を出せると思います。
6月14日に千葉を立ってから、きっかり2ヶ月。
この旅も、
放浪書房も、
次のステージへ!!
行きたいと思います!
え?どんなかって?
明日迄に考えます。(笑)
眠い…さぁ、京都に戻ろうっと。
0:43 | 店主 | その他 | 1つのコメント
参った 大問題。
屋台のベースの車輌部分の車軸が壊れた
正確にはパーツが走行中欠損。途中で気付き、なんとか駐車場迄はこれたものの…
どうしよう。
弱った。
この旅最大のピンチ。
夜じゃ、何も出来ないから風呂入って、飯食って朝を待つ。
そして修理出来る場所探します。
アメリカ製はこういう時パーツ一つ手に入れるのもしんどそう…
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21:25 | 店主 | その他 | コメントを書く
ハチクロと旅本屋
放浪書房には色んな旅本が置いてある。
売れ筋もあれば、創業以来まったく旅立ってくれない本もある。
でも、不思議とそこに居てくれるだけで棚が締まるというか、「うんうん、分かってるじゃないか、君☆」
とお客さんと共感出来る本がある。
それがこれ。
「ハチミツとクローバー」
の6.7巻。
放浪書房ではこの2冊だけ置いてある。
大好きだから全巻置きたいが、如何せん小さな屋台の本屋。在庫数に限りもあるから、この2冊だけ置く事にした。
全10巻中の6.7巻。
売れる訳がない。
でも、置かない訳に行かない。
だって「旅する本屋だもん!」
不思議なもんで、どんな本もいつかは必ず誰かの元に旅立っていく。
遠くの知らない街で、その場面に立ち会うと、
「この人に、この本を届ける為に俺は旅してたのかも」と感慨に浸ることしばしば。
この2冊もきっと、いつかは。
え?ハチクロ、どんな旅かって?
以下、
(某リトルプレスに書かせて頂いた文から、)
■■■■■■■■■■■■
ぎっくり腰をやってしまった。
予想外に重く、1週間寝たきり。ひと月経った今もリハビリが続いている。経済活動も放浪活動もストップ。心的には元気なのに、身体がいう事きかない歯痒さにはほとほと参った。
そんな時でも読めてしまう、いやそんな時だからこそ読みたい大好きな「旅本」がある。僕にとっては風邪の時の桃の缶詰的な存在だ。
「ハチミツとクローバー」(羽海野チカ著 集英社刊)
美大を舞台に登場人物全員が「片想い」という、甘酸っぱくて、胸がキュン!となる青春ラブコメディ。不意な台詞の一つ一つに「そうきたかぁ!」と唸らされ、そこかしこに散りばめられたギャグに笑わされる。ちなみにアニメ、ドラマ、映画にもなっている。
「青春こそ、旅!」なんて当県の森○健○知事のような台詞を言うつもりはない。ただ、全10巻のうちの6巻、7巻。この2冊にまたがるエピソードが、堪らんくらいの「旅」なのである。旅マンガなのである。
主人公の一人、竹本は就活に行き詰まる毎日。その日も特に収穫をえられぬまま、殺風景な下宿の部屋に帰ってくる。何も入ってない冷蔵庫を開けると「ブーンン…ン…ン」と「からっぽの音」を聞く。
《……空っぽだ》。
古いママチャリに乗り、竹本は下宿のアパートを飛び出す。

《小さい頃 買ったばかりの青い自転車にのって ある日 一度も後ろを振り返らずに どこまでまっすぐ走れるか 試した……今でも時々思い出す あの時 自分がしたかったのは いったい 何だったのだろう……》
ケータイも持たず、着の身着のまま。ポケットには財布だけ。見慣れた街並みを抜け、ペダルを漕ぎ続ける。街から町に、店も家も少なくなり、空が広くなっていく。海鳥の声と、潮の匂い…
《海だーーっていうか……どこの海ーー!?》
高3の時、僕も学校をサボって海を見にいった。通学に使っていたママチャリに乗り、千葉の九十九里浜まで走った。制服に通学カバン。お弁当と水筒を入れて、怪しまれないようにいつもと同じ時間に家を出た。「学校に行こうとして、道間違えて海まで来てしまった」職務質問された時の完璧すぎる言い訳に「俺、何だかカッコ良くねぇ?」と一人満足していた。
きゃー恥ずかしい(苦笑)
その後の彼の旅程を見ると、多分同じ房総の海だったんじゃないだろうか。
自分が今いる場所、今歩いている道が、別のどこかに、たどり着きたいどこかに確かに繋がっている。歩くのでも、自転車でも、一歩一歩、一漕ぎ一漕ぎの小さな積み重ねだけが、その距離を縮めてくれる。それを実感したかった。
20年近く経った今なら、そんなカッコいい理由を後付け出来るけど、その時はそんな事これっぽっちも考えてなかった。
あの頃の僕も、彼も理由なんてなかったんじゃないか。ただただ、脚が棒になるまでペダルを漕いで、そのままぶっ倒れて朝を迎える。変わっていく景色と、地図に記した通過済みの蛍光ペンのラインが自分が前に進んでいる事を実感させてくれる。
100円ショップと拾いモノで装備を揃え、ママチャリを旅仕様に改造していく。色んな人との出会いや経験が彼を旅人にしていく。
そして、北上を続ける。「日本のはじっこ」を目指して。
とにかく、細部の表現やエピソードがリアルで、彼と彼が旅で巡り合う人々の台詞や画がことごとく心に沁みる。旅心をこれでもか!ってくすぐる。物語の中の一つのエピソードを超えて旅の本として密度の高さがある。
夕飯を買いにちょっとそこまでが、旅に変わるのはそう難しいことじゃない。日常と旅の境界線なんてすごく曖昧だと思う。大切なのは、自分の足を交互に前に踏み出すだけで、どこへでも行ける。
という真実。いつ読み返しても新鮮な発見と共に思い出させてくれる。
今年の夏。放浪書房も特製の自転車屋台で旅に出る予定だ。衣食住を積んだ特製のトレーラーを引いて、本を売って、仕入れて、太陽光と車輪の回転運動を電気に替えて、日々の糧も得る「自給自走」の旅。
ずっと夢見ていた自転車の旅は僕自身の旅の原点でもある。
この二冊も是非、旅に連れ出そうと思う。わ
「からっぽの音」が聴こえなくなってどのくらい経つのだろう。
でも、相変わらず財布はからっぽのまま。
それでは、イイ旅を。
とみー
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今回の旅にも、勿論一緒です。たまに読み返してニヤニヤしています。
雨、降らなかった。
しばらく振りの京都鴨川。
もう少しおります。
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19:00 | 店主 | その他 | コメントを書く

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