旅する栞のこと。その2
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ブログにも書きましたが、僕は旅先の風景や食べ物を写真がわりにスケッチしています。
英単語帳の一番大きなサイズに筆ペンと水彩の色鉛筆で描いたそれは、拙い画力を補う為にちょっとした文も入れてあります。
ある日ね、描き溜まったスケッチを入れた写真のホルダー(小さな写真入れにピッタリ収まります。)をパラパラめくりながら、旅の思い出を反芻していて、ふと、気が付いたんです。
それはスケッチの紙の左に開いた穴。
だってもともと英単語帳ですから、リングを通す穴が開いてて当たり前。
絵や文章は少し不格好になりますが、穴を避けて描いてたんです。
これ邪魔だよなぁなんて思いながら。
でもね、よく見るとこの形、穴の開いた写真より一回り小さい長方形って・・・何かに似ている。あ、そうか!
マンガのヒトコマでしたら、電球マークがピカッと光ってるとこ。
家にあった麻紐を穴に通して結んで、傍らにあった文庫本に挟んでみたら思った通りでした!
旅スケッチの栞の出来上がり。
そんな訳で、完成したのが、旅する本屋オリジナルの「特製 旅する栞」。
これが大人気!
とまではいきませんが、本と一緒に。はたまた単品で買ってくれます。
これが凄く嬉しいんです。自分の描いたものに対して、一枚50円の価値を感じてもらえたんですから。
中には一人で何枚も買ってくれたご婦人や、本には目もくれず栞を買ってくれた女の子もいました。
本当にありがとうございます。
これからも旅の絵描いていきます。そして栞にします。勿論、京都もね。
いつか、本が次の持ち主の手に渡った時、めくったページに当店の栞が挟んであったら、すごく楽しいですよね。
それこそ、「旅する栞」。
追伸、今日は3時で閉店でした。
その後大阪までセドリに行きました。
収穫はハードカバー五冊、文庫が10冊。大成功です。
タコ焼きとイカヤキも旨かったです。
本日の売上、ハードカバー5冊、文庫1冊、栞一枚。
3150円なり。
明日は岡崎公園の古本市にこっそり紛れるつもりです。果たして成功するでしょうか?
それでは、おやすみなさい。
日焼け止めって訳にゃ

うわぁー、恐れていた通りです。
京都は本日も快晴。日差しが強く、本が日焼けしてカバーが熱を持って若干よれてきちゃいました。
かといって木陰には良さそうな所ないし。
現在の売り上げが2000円ちょい。このまま続けるべきか、やめるべきか。 悩みどころです。
13:39 | 店主 | 出店 | コメントを書く
朝の京都国際会議
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丸太町にあるゲストハウス「ウノハウス」 なかなかに刺激的なお宿です。
八割が外国人。朝のダイニングルームはさながら国際会議のよう。
飛び交う英語、韓国語、日本語。襖一枚隔てた寝床で、うつらうつらしているとここが日本とは思えません。
自分の意思を相手に伝えるのって凄く大切。
自分の英語力の無さに呆れつつも、感じのいい白人のお兄さんに声をかけます。
彼はアンディ。スイス人のチャリダー。
中国、ベトナム、カンボジア、インドを経由してきたんだって。
凄い!カッコイイ! 「ユアーベリークール!」合ってる?
東京は府中のチャリダー。米さんが旅立ちました。
彼は同い年の27才。
なんと旅の資金は各地での麻雀の勝ちにかかっているというツワモノ。それ面白いよ!本にしよう!それで、放浪書房で売ろう!
人生は選択の連続。
昼飯の定食、AにするかBにするか?
大阪に行くか?名古屋に行くか?それとも京都で沈没するか?
選んだ道で、未来が変わる。
名古屋を選んだ米さんに素敵な出会いがありますように。チャリダー麻雀放浪記。いい旅を!
そんな訳で、本日も旅する本屋、「放浪書房」開店です。
11:51 | 店主 | 出店 | 1つのコメント
初恋はスナフキン
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危惧していたお巡りさんの来訪もなく、無事に今日の営業を終わる事が出来ました。
本日は文庫本が11冊、ハードカバーが6冊、そして嬉しい事に特製の手づくり栞が8枚売れました。
なんとトータルで6600円の売り上げです。
結果的に、烏丸御池から三条大橋に移動したのは大成功でした。
今日もね、色んな人にあって、色んな話をしました。
旅のこと、京都の古本屋さんのこと、本のこと、鴨川のこと。、僕自身のことだったり、お客さんのことだったり。
時間にしたらほんの数分のことかも知れませんが、その日その時まで別々に生きてきた二つの人生が、一瞬重なってまた離れていく。
人との出会いって不思議ですよね。
もし僕が昨日と同じ烏丸御池で店を開いていたら、もし橋の向かい側を歩いていたら、もし雨が降ってきて店を畳んでいたら、出会う事はなかったかもしれません。
写真の端っこに写ってたりもしますが、放浪書房では看板代わりにムーミンのスナフキンの人形を立たせてるんです。
人気モノですよ。中には本には見向きもしないのに、スナフキンと記念写真を撮らせて欲しいと頼まれる事もチラホラ。
今日もね、一人で三冊も買ってくれたおねーさんが言ってました。
私、初恋の相手がスナフキンなんです。この人形が見えたから足を停めたんです。
ね、偶然と思える色んな要素が絡まって、人と人との出会いが生まれてる。
出会うべくして出会ってしまう。とでも言うんでしょうか?
きっとね、お互い気が付かなくても誰かとの出会いは何かしら意味を持ってると思うんです。
本との出会いもおんなじ。
貴方は本を読みたい時どうしますか?
本屋に行く?
普通ですね。少しひねりましょうよ。
図書館にいくって?
うーん、優等生。
ネットで買うって?
ユビキタス時代の幕開けですね。
じゃあ、こんなのどうです?
会社帰りのいつもの通い慣れた道。
傍らにスナフキンが立つ不思議な本屋がオープンしている。
「旅の本しかありません。」
小さな看板には、旅する本屋。「放浪書房」の文字。
あ、出会っちゃったぁ。
あれ?こんな店あったっけ?そう思いながらも、本を手に取りページをめくる。
そんな本との出会い。素敵じゃないですか?
0:14 | 店主 | 出店 | 1つのコメント

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