みょうなくせ
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前にも書いた事があるかもしれないけど、僕には変な癖があります。
それは古着屋で買った色落ち抜群のジーンズだったり、お気に入りの本だったり、朱い表紙の可愛い手帳だったり、なんの変哲もないボールペンだったり。
時々で変わりますが、お気に入りの「モノ」をほっとくと何時間でもいじりまわしてしまうのです。
感触を確かめてみたり、使っている姿や経年変化を想像してみたり、360度色んな角度から眺めてみたり。本当に飽きる事がありません。
また一つお気に入りが増えました。
千葉にあるこだわりの鞄屋さん「Sudo −Bags」。温かみと耐久性、使い込む事で何とも言えない風合いを見せる帆布生地を使って創るバック達がどれだけ素敵かはその友人から聞いていました。
へぇー一度一緒に行ってみたいね、って。
その友人がプレゼントしてくれたのがスドウバッグオリジナルの「名刺入れ」。
放浪書房のショップカード兼栞にもなっている僕の名刺は市販の物より二まわりは大きな規格外サイズ。
既存の名刺入れには入らずにこれまでは百円ショップで買った透明のカードケースを名刺入れ代わりに使っていました。
それを見兼ねてプレゼントしてくれたオーダーメイドの特製名刺入れにもうメロメロです。
サイズや形は勿論、帆布の色やタグの色、果ては糸の色までこだわり作ってくれたそれは、「草の色」「スナフキンの服の色」「放浪書房のラグマットの色」。
こんな素敵な名刺入れ誰も持ってないよ。
「放浪書房を通じて沢山の良い出会いに恵まれますように」
そんな友人の想いが込められているようで。
嬉しくて嬉しくて、ついつい何度も胸ポケットに仕舞った名刺入れを出してはいじくり、出してはいじくり、「素振り」ならぬ「素名刺交換」を繰り返してしまうのでした。

5:53 | 店主 | その他 | 2個のコメント
最後
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もしもし。ファミリーマートの店長をしております〇〇と申します。
本日予定していましたフリーマーケットなんですが、昨夜からの雨で駐車場に水が溜まっておりまして・・・他のお客様からはキャンセルのお電話を頂いておりまして・・・
えっ?放浪書房一人(-.-;)
今年最後の放浪書房は地元でとこっそり?ちゃっかり準備を進めていた今回の出店。
近所に出来たコンビニのフリマ。
直前までPOP作りやら値付けに追われます。
つくづくお天気に恵まれなかった後半戦の放浪書房。
路上を生業にする者には疎ましい雨でも、どこかでは恵みの雨。
受話器を耳に当てたまま、窓の外を眺めます。
重くたちこめた雲。今にも降り出しそう。
では、またの機会ということで・・・・
故郷に錦を飾るのはも少し先になりそうです。
8:50 | 店主 | その他 | 2個のコメント
タゴサク
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タゴサクどこ?この電車止まるのぉ!?
            時計は夜の12時近く。
その乗り換え駅で僕は先発する特急を待つ停車中の下りの鈍行電車に乗っていました。
終電に近いその車内は人影も疎ら。
シートに座る事も出来たけど、上りの最終は今出たばかり。下車駅を寝過ごしたらアウトです。
扉両脇のスペースに立って発車するのを待っていました。
バタバターッと階段をけたたましく駆け降りる音がして、顔を上げると目の前には息を切らした凄い形相の女性が立っており、僕に向けて何事か喋っています。
〇☆※〒!☆∞@〇!?
さっぱり分からない。
よくよく聞いてみると、その中国系であろう女性は同じフレーズを連発しています。
何?タゴサク??タゴサク?に停まるかって?
脳みそは必死でタゴサクに当てはまる漢字を探しますが、該当件数0。
要領を得ない彼女はもっと要領を得ない僕に苛ついたのか、何やらケータイ片手にホームをウロウロし始めます。
あ、もしかしたら「タカサゴ」じゃないかな?
助け船を出してくれたのは僕の向かいに立っていたおじさん。
タゴサク→タコサゴ→たかさご→高砂・・・あー☆高砂ね!!
スッキリスッキリスッキリ〜☆なんてIQサプリやってる場合じゃない!!
それじゃホームが違うよ!上り方面電車は向こうのホーム!(´Д`)/
僕が指射すのが先が彼女が階段をかけ昇るのが先か、脱兎の如くとは正にこの事。目線の先には上りホームで駅員に
タゴサクどこ!?タゴサクどれ乗る!?タゴサク停まるか!?
と激しく詰め寄る彼女が見えます。
あれ?上りの最終ってもう出たんじゃないかな?
とはさっきのおじさん。
あ!そうですよね!もう終電出ちゃってますよね?!
その駅から高砂までは30分以上。私鉄の終電が出てしまった今の時間はJRに乗り換えて近くの駅からタクシーに乗らなきゃいけない。どうするのかな彼女?
おじさんと二人、彼女の行く末を心配します。               僕も昔はよく終電を逃し、寝過ごし、知らない駅の証明写真の機械の中、コンビニの雑誌コーナーで朝を迎える事も一度や二度じゃありませんでした。
でもね、やっぱり見知らぬ土地、不自由な言葉の中で一人夜を明かさなきゃいけないとしたら、凄く心細いんだろうな。
そう思いながらも、心の中では不謹慎にも彼女を羨ましくも思うのです。               言葉も通じない、知らない町で電車も無くなり、途方にくれる。                   どこで夜を明かそうか、それとも歩けるとこまで歩こうか。不安で一杯だけど限りなく自由。                  いつかの旅を思い出します。                       恐山に来たものの、日が暮れて山を下りるに下りられず、駐車場のベンチで硫黄の匂いとカラスの鳴き声に包まれながら恐る恐る眠りについた夜。                  四国の田舎駅。地元暴走族がロータリーで集会。木刀の試し切りをする中を寝袋抱えて近くの公園まで逃げこんだ夜。   
                不安で心細くて、でもとんでもなく自由な夜。                           彼女大丈夫かな?誰か頼れる人がいるのかな?               人の良さそうなおじさんは窓の外を見ながら心配そうに呟きました。                             きっと大丈夫ですよと、無責任な僕。                   遠くに幕張の街の明かりが見えました。                              じゃあお先に。僕はここの駅だから。君も寝過ごさないように気を付けて帰りなさい。
            はい☆ありがとうございます。お気をつけて。お休みなさい。
またどこかで。
はい。またどこかで。
タゴサクが運んだ2駅分の出会い。
ここ最近では最大級の「旅誘い」の夜でした。
8:58 | 店主 | その他 | 1つのコメント
あの野郎はどうしてる!?
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今刷ってもらっている所なんで、お手元に届くのは来年になっちゃいそうな感じです。
放浪書房のキラー商品であります旅のミニコミ誌「野宿野郎」。次回発売号には恥ずかしながら放浪書房も寄稿しています。
放浪書外伝 五泊六日中央線沿線野宿野郎手売り旅。
と題して、高尾山をスタートして吉祥寺までの沿線の各駅で野宿をしながら「野宿野郎」を売り歩く旅でした。
となりゃ今度は放浪書房初の旅エッセイを掲載した野宿野郎の販促旅行、売り切れるまで旅を続けてやる☆
などと鼻息荒く思っておりましたが予定が外れてしまいました。
まだまだ寒さ厳しい来年一月。
旅に出ます。イチ押し商品は野宿野郎最新号☆
まだ行き先は決めてないけど、〇〇縦断、〇〇横断、〇〇一周的な分かりやすい旅にしたいなと思っていたりして。
寒いんだろうなぁ〜
野宿出来るかなぁ〜
死んじゃうかな?

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