「ふるほん日和」を思い返してみた。②【イベントでも小商いでも“物語”が大事。そして、今、出来ることをやる】《4月16日 ふるほん日和が帰ってきます。》
当時のブログ見たら、こんなイベント紹介文が載ってました。

舞台は吉行淳之介や永井荷風をはじめ、多くの文人、著名人に愛された知る人ぞ知る旧赤線の街 「向島 鳩の街」です。 

下町情緒あふれる商店街にはこの街に暮らす人達の毎日があって、一本細い道に足を踏み入れれば、在りし日の面影を残す昭和モダンな建物が今も残っていて、僕たちをちょっぴり白粉の匂いのするあの時代に連れていってくれます。

東京スカイツリーや高層マンション、ショッピングセンター、華やかに移り変わっていく街と、今も変わらずそこにあり続けてくれる懐かしい街の表情。

そんな、向島、そして鳩の街の魅力に惹かれて集まってくるのは路地裏の猫達だけじゃないみたい。

レトロ街歩き好き、文学好き、江戸文化好き、写真、雑貨、アート好き、もちろん猫好きな人達もね。新しい感性や興味と受け継がれたてきた伝統や生活。仲良く歩み寄れたら、そりゃもう、素敵な街になっちゃうよね!

全てを繋ぐキーワードに僕らが選んだのが「本」(ふるほん)でした。

一冊の本を売ったり、買ったり、交換したり、面白さや魅力を伝えあったり。

この街に暮らす人達、新しく移り住んできた人達、通り過ぎていく人達が本を通して交流し合えるイベントをやろうよ。買い物カゴ片手に、かーちゃん達が井戸端会議するみたいな、気軽で自由なやつをさ!

こんなに本の似合う街なのに、本屋が一軒もない「向島 鳩の街」にこの日、「井戸端古本マーケット」がやってきます!

あなたにとって最高の「ふるほん日和」でありますように。

   
 

チラシ。当時通っていた野外広告看板の学校のパソコンを勝手に使って、イラレ使える友達に教えてもらいながら作ったんじゃなかったかな…

不細工なネコ。笑

勝手に大量印刷して、すぐ紙とインク無くなって怒られた記憶が…笑

主催メンバーの甘夏さん、長縄さんと3人で手分けしてあちこち配りました。

「何処に配るか」=「誰に来てもらいたいか」=「どんなイベントにしたいか」常に考えていました。
近場、近隣は勿論、出来るだけ他から鳩の街に足を運んで欲しい。その為に本好きが集まる神保町界隈、サブカル好きの多い中央線沿線の独立系の書店、古書店にも。

フェイスブックはまだ無かったよな…ツイッターはありました。
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