「ふるほん日和」を思い返してみた。①【プロローグ その街から最後の本屋が消えた】《4月16日 ふるほん日和が帰ってきます。》
「ふるほん日和」

 

放浪書房にとってその後関わらせてもらった全てのイベントや企画、小商いのルーツになったブックイベント。
春、秋2回の開催を中心に人生が回っていた。と言っても言い過ぎではないかもしれない。 

あそこで培った経験や繋がり、産まれたアイデアが今の放浪書房を作っています。

だからこそ、うまく言えないけど、なんて言ったらいいか分かんないけど、

遠く離れて想いを馳せる、故郷みたいな存在です。
帰ろうと思えば帰れるけど、なかなか帰れない。
そんな場所。

これから、少しずつ振り返って行こうと思います。終わっころ、次の一歩として、新しい「ふるほん日和」が帰って来たらいいな。

あくまで放浪書房個人のまとめ。
なんせ、不確かな僕の記憶。
ズレや思い違いはお許しを。

はじまりはじまり。

東京都墨田区 押上の空に天高くそびえる「東京スカイツリー」が、建物の間からやっとこさ頭出したばかりの頃。

  

街のあちらこちらに素敵なお店がポツリポツリと出来てきた頃。
   
 

ある小さな商店街にあった最後の本屋が店を閉じました。




文学の舞台になってたり、文人所縁の街なのに本屋が一軒も無いなんて…寂しいじゃないか。

それなら、1日だけでも、街中を本屋さんで一杯にしちゃおう!

シャッターが降りた店舗の前に「繁盛(半畳)サイズ」の店を出してもらおう!

せっかく、職人さんや作家さんも多い街なんだから手作りのアート、クラフトのお店も出して、創り手さん自ら産地直送、直売してもらおう!

よし、先ずはプレイベントを開催しよう。

(先行イベント、イベント前イベント)

本当は商店街中のシャッターというシャッターの前に、味気ないネズミ色の前に色とりどりの本を並べた、色とりどりの小さな本屋をズラリ並べたい。

でも、先ずは地元の商店街へのお披露目と僕ら自身の練習の意味を込めて商店街の中の小さな広場に気心知れた本屋仲間に声をかけて開催したのでした。
0:46 | 店主 | その他   

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