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2016.1.17
「広島 小商いメッセ 」① NHKさんに読みとってもらうの巻
以下は
2015年11月4日(水)放送
「先読み!夕方ニュース」内の「夕方トピック」
(NHKラジオ第一 17時~19時)
http://www.nhk.or.jp/hitokoto/
という地域の取り組みを紹介するコーナーに昨年広島県で開催された「広島 小商いメッセ」を取り上げて頂いた際の台本になります。
海の街 大崎下島豊町御手洗地区からの電話出演だったので電波状況が不安定で取り切れたり、時間が足りなかったりで全部をお話し出来ませんでしたが、事前にキャスターの黒崎瞳さんに2時間近くの電話取材をして頂いた事で小商いメッセの意味合いを再確認出来ました。
これ、本当に有り難かった☆
NHKさん、黒崎さん、ありがとうございました!
【好きなことを仕事に!小商いメッセ】
11月4日(水)17時20分~17時30分
電話ゲスト:広島小商いフェスタ プロデューサー富永浩通さん(とみなが・ひろゆき)
♪ジングル♪
夕方トピックです。
このイベントのプロデュースをしていて、小商いの伝道師といわれている富永浩通さん(とみなが・ひろゆき)に伺います。
Q《富永さんも小商いで生計を立てている。どんなことをしている?》
・本業は本屋なんですが、少し変わっていて「旅する本屋 放浪書房」という屋号で旅をしながら、日本全国の街角で屋台をだして、旅の本を売り歩く移動式の旅本専門店を営んでおります。
・旅のスタイルは軽のワゴンに商売道具の屋台と旅の本、衣食住を積んで、車中泊しながら旅先で商いをしています。
Q《どうしてそんなこと(放浪書房)を始めた?》
・先ず旅が好きで、本が好き。
・その2つを組み合わせて旅先で商いをすることで、一生旅して生きていきたいと思った。旅が目的。その為の手段として放浪書房がある。
今はそこから派生して小商いをしたい人を応援する小商い専用屋台の製作やレンタル、看板の制作とイベントプロデュース、あとは古い紙モノの販売など合わせ3つの小商いを柱にしている。
Q《小商いとはどういうものをイメージしたらいい?》
・辞書だと小規模で取り引き額の小さな商い
・古くは時代劇に出てくる、棒手振り、行商、屋台、個人経営の小さなお店なんかはそれにあたるんです。
今の形で言うと手作り雑貨やこだわりのお菓子を作ってイベントやネットで販売したり、モノの売り買いだけではなく、自分の特技や趣味を人に教えるワークショップ、アート活動、音楽活動なんかも小商いだと思うんです。
Q《昔からある「小商い」と違う?》
・目的はお金をたくさん稼ぐことではなく、“自分の本当に好きなことを飽きずに楽しく続けていくこと”その一歩を先ずは小さく踏み出す。それが小商いだと思うんです。
そこには持続可能な仕組みと、誰かから対価を貰えるものにする、2つの商いの原則があります。
・大切なのは仕事や家庭を持っている人でも、自分のペースで無理せず今できることをする。
・収入は副業程度でも、それを理由にやりたいことを諦めるのではなく、会社勤めや他の小商いと複業的に組み合わせる事で人生の本業にする。
・好きなことを通して地域の人ともつながれ、地域での役割、居場所、仕事を作れる。
地方での自分らしい生き方暮らし方にあこがれている人や移住を考えている人に広島県がすすめたい新しいライフスタイルが小商いです。
Q《小商いの魅力は?》
・自分の好きなことを仕事にできる楽しさがある
・モノやサービスのやりとりから生まれる経済活動だけではなく、人との繋がりやご縁も魅力だと思います。
Q《今週末と来週末に行われる広島 小商いメッセは、地方での生活を意識している?》
・地方移住には、その前後で2つのハードルがある
「仕事」(前)と「地域との融和」(後)その2つをクリアするキーワードとして「小商い」がある。
今回の小商いメッセでは、広島県の地理的特徴でもある海と山、都市の近接性からの由来する、海と山2つの街で小商いをしながら生活している人を見てもらったり、実際に自分たちの好きなことを小商いとして実践してもらうことで、よりリアルに移住へのイメージを膨らませてもらいたい
・大切なのは、移住する側だけでなく、受け入れる地域の両方にとってお互いを「試す」場であること。
Q《なぜ広島?》
・3年毎に広島を訪れていて、去年凄く感じたのが、広島は地域の特性を活かした小さな商いが面白くて、そこに他県からも若い人が集まり、新しい小商いの形を作っている。
・特に今回、小商いメッセが行われる呉市豊町御手洗地区と府中市上下町は、いずれも江戸・明治からの古い建物が軒を連ねる趣深い町並みが残ってて旅の目的地としても高いポテンシャルがある場所だと思うんです。
御多分に洩れず
・人口が減少し,空き家・空き店舗が多い
・そこで、街をあげて、人を求めていて、活躍できる場所を作ろうと受け皿づくりが進んでいます。
・海の街 呉市豊町御手洗地区にある江戸時代の木造家屋を改築した観光案内所「潮待ち館」
・山の街 府中市上下地区にある昭和の豪商が営んでいた「旧瀬川百貨店」が今後小商いスポットとして稼働していく予定です。
Q《小商いメッセでは、どんな人たちがお店をだす?》
・地元で小商いをしている人と県外からの魅力的な小商人、移住を視野に地方での新しい生き方にチャレンジしたい人が会場となる街に宿泊し、寝起きを共にしながらそれぞれ店を出したり、ワークショップなどの企画を展開します。
・30代が中心で70人くらいが集まる
・うち4分の1くらいが県外
Q《小商いメッセにはどんなお店がある?》
・手作り雑貨、古本、カフェやフードのお店など、改修した空家や街のあちこちに小さな可愛い屋台を使ってお店を出してもらいます。
今回のメッセの面白さとしては
・県外の人で何をしたらいいかわからない人には、広島県から小商いを提案
・例えば大崎下島はかんきつ類が有名なので、名産のかんきつ類の直売、生絞りジュースバーの店主や地元のお店のお手伝など、上下では古い商家から出たレトロ雑貨の販売など僕らがサポートして小商いを体験してもらえます。
Q《どんなイベントにしたい?》
・一言で言うなら「出会える」イベントにしたいです。
小商いを通じて地域に住む人、地域で小商いを楽しむ人、他所から足を運んでくれた魅力的な人、それぞれがモノや人やストーリーとの出会いを楽しんでもらいたい。また、遊びにくるお客さん自身も自分らしい生き方のヒントにも出会ってもらいたい。
・新しいライフスタイルを模索している人、移住を考えている人に先ずは広島に来てもらう。
実際に一歩踏み出すきっかけになり、次に繋がるようなそんな新しいライフスタイルの見本市にしたいと思っています。
ありがとうございました。
広島小商いメッセは6日(金)~8日(日)が大崎上島御手洗地区で
13日(金)~15日(日)は府中市上下町で
いずれも午前11時~午後5時まで行われます。
小商いの伝道師 富永浩通さん(とみなが ひろゆき)に伺いました。
(※広島 小商いメッセは終了しております)
てな具合でございました。
海、山、2つの会場に足を運んで下さった皆さん、県内外から出店、参加してくれた皆さん、御手洗、上下の街の皆さん
なるほどと思えましたでしょうか?
100人が100人納得するなんて不可能だと僕は思っています。
でも、たった1人でも、2人でも良い。
「これは面白い!広島県やるじゃん!今回は参加出来なかったけど次、機会あれば是非!」
「小商い?…なんか気になる!」
「御手洗?上下?何て読むの?どこにあるの?」
共感してもらえる人がいたら、ちいさな種を蒔けたら、きっと次に繋がると信じています。
2015年11月4日(水)放送
「先読み!夕方ニュース」内の「夕方トピック」
(NHKラジオ第一 17時~19時)
http://www.nhk.or.jp/hitokoto/
という地域の取り組みを紹介するコーナーに昨年広島県で開催された「広島 小商いメッセ」を取り上げて頂いた際の台本になります。
海の街 大崎下島豊町御手洗地区からの電話出演だったので電波状況が不安定で取り切れたり、時間が足りなかったりで全部をお話し出来ませんでしたが、事前にキャスターの黒崎瞳さんに2時間近くの電話取材をして頂いた事で小商いメッセの意味合いを再確認出来ました。
これ、本当に有り難かった☆
NHKさん、黒崎さん、ありがとうございました!
【好きなことを仕事に!小商いメッセ】
11月4日(水)17時20分~17時30分
電話ゲスト:広島小商いフェスタ プロデューサー富永浩通さん(とみなが・ひろゆき)
♪ジングル♪
夕方トピックです。
このイベントのプロデュースをしていて、小商いの伝道師といわれている富永浩通さん(とみなが・ひろゆき)に伺います。
Q《富永さんも小商いで生計を立てている。どんなことをしている?》
・本業は本屋なんですが、少し変わっていて「旅する本屋 放浪書房」という屋号で旅をしながら、日本全国の街角で屋台をだして、旅の本を売り歩く移動式の旅本専門店を営んでおります。
・旅のスタイルは軽のワゴンに商売道具の屋台と旅の本、衣食住を積んで、車中泊しながら旅先で商いをしています。
Q《どうしてそんなこと(放浪書房)を始めた?》
・先ず旅が好きで、本が好き。
・その2つを組み合わせて旅先で商いをすることで、一生旅して生きていきたいと思った。旅が目的。その為の手段として放浪書房がある。
今はそこから派生して小商いをしたい人を応援する小商い専用屋台の製作やレンタル、看板の制作とイベントプロデュース、あとは古い紙モノの販売など合わせ3つの小商いを柱にしている。
Q《小商いとはどういうものをイメージしたらいい?》
・辞書だと小規模で取り引き額の小さな商い
・古くは時代劇に出てくる、棒手振り、行商、屋台、個人経営の小さなお店なんかはそれにあたるんです。
今の形で言うと手作り雑貨やこだわりのお菓子を作ってイベントやネットで販売したり、モノの売り買いだけではなく、自分の特技や趣味を人に教えるワークショップ、アート活動、音楽活動なんかも小商いだと思うんです。
Q《昔からある「小商い」と違う?》
・目的はお金をたくさん稼ぐことではなく、“自分の本当に好きなことを飽きずに楽しく続けていくこと”その一歩を先ずは小さく踏み出す。それが小商いだと思うんです。
そこには持続可能な仕組みと、誰かから対価を貰えるものにする、2つの商いの原則があります。
・大切なのは仕事や家庭を持っている人でも、自分のペースで無理せず今できることをする。
・収入は副業程度でも、それを理由にやりたいことを諦めるのではなく、会社勤めや他の小商いと複業的に組み合わせる事で人生の本業にする。
・好きなことを通して地域の人ともつながれ、地域での役割、居場所、仕事を作れる。
地方での自分らしい生き方暮らし方にあこがれている人や移住を考えている人に広島県がすすめたい新しいライフスタイルが小商いです。
Q《小商いの魅力は?》
・自分の好きなことを仕事にできる楽しさがある
・モノやサービスのやりとりから生まれる経済活動だけではなく、人との繋がりやご縁も魅力だと思います。
Q《今週末と来週末に行われる広島 小商いメッセは、地方での生活を意識している?》
・地方移住には、その前後で2つのハードルがある
「仕事」(前)と「地域との融和」(後)その2つをクリアするキーワードとして「小商い」がある。
今回の小商いメッセでは、広島県の地理的特徴でもある海と山、都市の近接性からの由来する、海と山2つの街で小商いをしながら生活している人を見てもらったり、実際に自分たちの好きなことを小商いとして実践してもらうことで、よりリアルに移住へのイメージを膨らませてもらいたい
・大切なのは、移住する側だけでなく、受け入れる地域の両方にとってお互いを「試す」場であること。
Q《なぜ広島?》
・3年毎に広島を訪れていて、去年凄く感じたのが、広島は地域の特性を活かした小さな商いが面白くて、そこに他県からも若い人が集まり、新しい小商いの形を作っている。
・特に今回、小商いメッセが行われる呉市豊町御手洗地区と府中市上下町は、いずれも江戸・明治からの古い建物が軒を連ねる趣深い町並みが残ってて旅の目的地としても高いポテンシャルがある場所だと思うんです。
御多分に洩れず
・人口が減少し,空き家・空き店舗が多い
・そこで、街をあげて、人を求めていて、活躍できる場所を作ろうと受け皿づくりが進んでいます。
・海の街 呉市豊町御手洗地区にある江戸時代の木造家屋を改築した観光案内所「潮待ち館」
・山の街 府中市上下地区にある昭和の豪商が営んでいた「旧瀬川百貨店」が今後小商いスポットとして稼働していく予定です。
Q《小商いメッセでは、どんな人たちがお店をだす?》
・地元で小商いをしている人と県外からの魅力的な小商人、移住を視野に地方での新しい生き方にチャレンジしたい人が会場となる街に宿泊し、寝起きを共にしながらそれぞれ店を出したり、ワークショップなどの企画を展開します。
・30代が中心で70人くらいが集まる
・うち4分の1くらいが県外
Q《小商いメッセにはどんなお店がある?》
・手作り雑貨、古本、カフェやフードのお店など、改修した空家や街のあちこちに小さな可愛い屋台を使ってお店を出してもらいます。
今回のメッセの面白さとしては
・県外の人で何をしたらいいかわからない人には、広島県から小商いを提案
・例えば大崎下島はかんきつ類が有名なので、名産のかんきつ類の直売、生絞りジュースバーの店主や地元のお店のお手伝など、上下では古い商家から出たレトロ雑貨の販売など僕らがサポートして小商いを体験してもらえます。
Q《どんなイベントにしたい?》
・一言で言うなら「出会える」イベントにしたいです。
小商いを通じて地域に住む人、地域で小商いを楽しむ人、他所から足を運んでくれた魅力的な人、それぞれがモノや人やストーリーとの出会いを楽しんでもらいたい。また、遊びにくるお客さん自身も自分らしい生き方のヒントにも出会ってもらいたい。
・新しいライフスタイルを模索している人、移住を考えている人に先ずは広島に来てもらう。
実際に一歩踏み出すきっかけになり、次に繋がるようなそんな新しいライフスタイルの見本市にしたいと思っています。
ありがとうございました。
広島小商いメッセは6日(金)~8日(日)が大崎上島御手洗地区で
13日(金)~15日(日)は府中市上下町で
いずれも午前11時~午後5時まで行われます。
小商いの伝道師 富永浩通さん(とみなが ひろゆき)に伺いました。
(※広島 小商いメッセは終了しております)
てな具合でございました。
海、山、2つの会場に足を運んで下さった皆さん、県内外から出店、参加してくれた皆さん、御手洗、上下の街の皆さん
なるほどと思えましたでしょうか?
100人が100人納得するなんて不可能だと僕は思っています。
でも、たった1人でも、2人でも良い。
「これは面白い!広島県やるじゃん!今回は参加出来なかったけど次、機会あれば是非!」
「小商い?…なんか気になる!」
「御手洗?上下?何て読むの?どこにあるの?」
共感してもらえる人がいたら、ちいさな種を蒔けたら、きっと次に繋がると信じています。
22:56 | 店主 | 放浪work (広島県 移住定住政策)