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2014.5.29
沢山のイベントを見てきて、自身でもスカイツリーの麓で仲間と一緒に主催側として4年やってきて、そして何よりも、全国の路上で自由な商いをさせて貰ってきた人間として。 この際、ハッキリ言わせてもらう。
《ハッキリ!言わせてもらう!》
全国で毎週のように開催され、活況を呈している手作り系、アート、クラフト系、一箱古本系のイベント。
今や、小商人(こあきんど)達の活動や商品、サービスを沢山の人に知って貰う大切な場であり、経済活動の生命線。
沢山のイベントを見てきて、自身でもスカイツリーの麓で仲間と一緒に主催側として4年やってきて、そして何よりも、全国の路上で自由な商いをさせて貰ってきた人間として。
《主催する側として、また、参加する側としても、この際ハッキリ!言わせてもらう!》
《何で?何でなの?》
■《どんなに素敵な人気のイベントでも、雨だと中止になってしまう》
何で?主催する側も参加者側も、
もったいないこと、この上ない!
■《どんなに人気のイベントも年に1.2回、多くて月に1回》
何で?もっとたくさんやってくれたらいいのに。
マルシェって、市場でしょ?普通毎日やってるでしょ?
■《イベントって大抵、土日祝日》
何で?本当に土日じゃなくちゃ人来ないの?
春や秋、イベントのシーズンは毎週末かぶって、お客さんも参加者さんも取り合い。
平日しか動けない参加者さん、お客さんだっているはず!
■《イベントって1日。多くても2日開催》
何で?数日やってくれてもいいのに。
事前告知だけでなく、口コミ、SNSの情報シェアによる集客だって期待出来るんじゃ?
何より、出店者にとっては設営撤収の手間は一緒だもん。
■《イベント主催側で用意出来るのは会議机とパイプ椅子、テント等は各自用意》
ん〜イベント主催側もお金の無いからなぁ。笑
出店者さんのやる気とセンス任せ、各自用意は仕方ない…?
本当にそう?
どんなに良い商品、サービス提供していても、キャンプテントにまぐ会議机じゃバザー感丸出し…これだけイベントの数が多ければ、差別化を図らないとダメなんじゃ?
《イベント会場の雰囲気作りに、全店統一の他にはない素敵な什器》
全国で色んなイベント見てきたけど、あまり聞かないな。
■《なるべく沢山、出店者さんも来場者さんも集めなきゃ!》
何で?それ誰に頼まれたの?
沢山店が並べられて、沢山人が集まる場所。探すのめっちゃ大変じゃないですか?
少なく出店数でも工夫次第でいくらでも【イベント感】【お祭り感】は出せるんじゃないの?
『気心知れた仲間と、小さくても、雰囲気のイイ、可愛いマルシェでお店屋さんごっこを楽しみたい』
そんな作家さんや小商人(こあきんど)も居ますよ。
■《どうして、出店する場所でこんなに売れゆきが違うの?それに、もっと告知してお客さん呼んでよ!》
そう言いたくなるのは分かる!でも場所のせい、会場、主催側のせいにする前に、商品やサービスのレベルは?接客は?商品の見せ方は?やるだけの事をやってるの?
やってたら、どんなに会場全体のお客さん少なくても、貴方の店は売れてるし、何よりも、やりきった事で満足感があるはず。
「どこが売れる場所」かを探すんじゃなくて、「どこでも売れるお店」になろうよ!
《イベントには二人のお客さんがいる!》
『出店者』さんと『来場者』さん。両方の満足度を高い次元にもっていくのは凄く大変。
★「イイ商品やサービスを提供してくれて、来場者を喜ばせてくれる出店者さん」
★「お金を使ってくれる沢山の来場者さん」
もし、貴方のイベントの「2人のお客さん」が求めているものがこの二つだけだとしたら、イベント開催を続けていく事が貴方にとっての負担になっていくはず。
『何でイベントを主催しようと思いましたか?』
思いがけず、盛況だった時も、
そうじゃなかった時も、常にそう自分自身に問う事が出来たら、きっと、楽しく、長く、イベントを続けていく事が出来ると思う。
この文章読んだ人はきっと、お、放浪書房偉そうな事言ってと思うかもしれない。
4年間ずーっと考え続けてきて、日本中旅しながら色んな街の小商いやイベントを見てきて、試行錯誤を繰り返して、やっと答えを出せた。
これが小さいけど最初の一歩。
“あなたのマルシェ 借りられマルシェ”
『日本初の小さなマルシェ レンタルセット』=【マルシェット、はじめました。】
続く。
22:06 | 店主 | その他