ミランダ、君の言うことはいちいちもっともだが、しかし、気が散るから向こうに行っててくれないか。
火星の庭の後、もう一軒ある古本屋を探検。
「書本&cafe magellan」
道から少し奥まっており駐車スペースのそのまた奥。こちらも全面ガラス張りの外観。こっそり探りを入れます。ふむふむ先客が三名。カウンターがあってテーブル席が一つ、二つ。
火星の庭の三分の一程の広さでしょうか。壁際にスチール製の書架が整然と並んで、通路に置かれた段ボールに文庫が詰まっています。
むむむ★掘り出し物があるやも・・・
初めての店は緊張します。ましてや雨の日に特大デカリュックを背負いーの、革のトランク抱えーのでやってきた不審者と見られているに違いないので一挙一動が恐る恐るとなってしまうのです。
基本放浪書房は小心者です。
入口から一段高いフロア。靴は?脱・・がなくていいんだね・・火星の星同様に棚を端から端っこまで丁寧に見ていきます。専門外なので詳しくはわかりませんが、学術書、音楽、芸術関係が充実してるようです。
残念ながら気になる旅本 はなし。
ただ、店に入った瞬間から漂う香ばしく芳醇なコーヒーの匂いが気になって気になって・・・!!
先客のお姉さん達のテーブルに並ぶザックリ切られた旨そうなチーズケーキ?が気になって気になって気になって・・・・!!!
おやつ食べようかな・・・迷っていると、耳の奥から彼女の声が聞こえてきます・・・・・・・・まぁ驚いた!!
初日でそんなに無駄遣い出来るなんて大層なご身分ですこと!よっぽど稼ぎがいいのね★旅する本屋さん!!
と放浪書房48の別人格の一人「腹違いのイヤミな姉 ソバカスのミランダ」がちくちく言ってきます。
うっうっ・・・我慢します。
そうだ銭湯いこう。
湯舟にゆっくり浸かって、髭も剃って、新しいパンツを履いて身も心もサッパリと明日の接客に備えよう☆
22:35 | 店主 |    

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