「旅に出るとさ、いつも宿題を持って帰るんだよ」
「旅に出るとさ、いつも宿題を持って帰るんだよ」
別れの日の朝、青山さんが言ってくれた言葉。
ああ、そうか。
石垣島で一緒に居る時も聞いたかもしれないな。
再び松江に来るのに、6年かかった。どうやら放浪書房は、知ってる場所より違う場所、まだ見ぬ土地に憧れてしまう質らしい。
また、宿題が出た。
やり忘れた宿題を机の引出しに仕舞いこんで、それすら忘れて、新しい街でまた次の宿題を作ってくる。
まるで宿題忘れのバツで追加の宿題を仰せ使うかのような、
【旅の宿題 エンドレス地獄】(笑)
いつか、机の引出しを開けて、溜まった宿題を片っ端から、
なんて時は来るんだろうか。
6年振りの宍道湖の夕陽を眺めて、昨夜松江を発ちました。
昨夜は蒜山高原のサービスエリアに泊まり、これから神戸に向かいます。
大阪で出会ったアニーに教えてもらったバリスタチャンピオンのカフェにも行けなかったし、小泉八雲の記念館もスルー、アルトスブックスさんは見事にお休み。
また、堀川遊覧もしなかった。
旅をしていて凄く感じるのだけど、自由気ままに自分で行きたい場所に行き、会いたい人に会って、見たい景色を見て、食べたい物を食べてる。好きな場所に店を出している。
そう思っていても、実は違うみたいだ。
【その時、本当に自分が必要としているものにしか出会えない。】
この旅、いや人生の法則は
ちっぽけな「自分」の思惑を超えて、世界の秩序やバランスを考慮して誰かに意図的に仕組まれているような気さえする。
役者が自由気ままに演じているようで、脚本があり、演出があり、気まぐれな監督がごねたり、台本にない台詞入れてきたり、無茶な指示してきたり、雨でロケ中止になっちゃったり。(笑)
【その時、本当に自分が必要としているものにしか出会えない。】
と書いたけど、実は
【その時、世界が本当に必要としているものに出会うように、うまーく、出来ている】
なんじゃないか?
多分、その時は気付かない。
大きな点描画の一つの小さな点のように、離れて見た時初めて、それが絵の一部だと気付く。
そんな点々の一つを誰もが担っているような気がする。
なんで
「先生!やり忘れた宿題は、その時がきたらちゃんとやって提出します!」
と勝手に解釈して、机の引き出しに宿題をためる放浪書房なのでした。
さあ、神戸目指すぞー!
この旅初の高速!
緊張するー!
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10:28 | 店主 | その他   


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