新潟のとある道の駅での体験。
「旅してて、恐い思いしたり、変な事起きたりしないの」
よく聞かれる。
うーん、無くもない。
新潟に昨日着いた。結構な雨。店出しようもないので出店場所のリサーチを兼ねて市中探索に出かけた。
結構歩き回り身体が冷えたのでスーパー銭湯へ。
閉店近くまでのんびりし、少し離れた「道の駅」に着いた時には12時を回っていた。
街じゃ宵の口かもしれないが、車中泊の旅人や長距離ドライバーが仮眠をとる道の駅の駐車場は真っ暗で、しんと静まりかえっていて、起こしちゃマズイと、放浪号のライトも消して停める場所を探す。
結構停まってるなぁ。他県ナンバーのキャンピングカー(昨日の弥彦神社近くの道の駅にもいた)やワンボックス。トラックに、セダンなんかもあるが、誰も乗ってない、、、
近所の人が停めてるのか。
皆から離れて静かな場所に車を停める。寝床作って歯磨いて、ランタンの明かりで本を読む。
しかし、疲れていたんだろうか、すぐに寝てしまったらしい。
いつも、朝まで大抵起きない。
寝つきも寝起きもかなり良い。
誰か…
誰か…持ってない…
ん?女の声だ。
何か話してる…
男の声も交じる。何人かいる。
遠くの声、じゃない。すぐそばで聞こえる。
夢かと思ったけど、違う。
こういう時は目をあけないようにしている。
わかる?…
そっちじゃない…
そっちいったらちがう…
今度は少し語気を荒げる男の声、やべえ恐い。
「あー!もう駄目だ!!」
さすがに我慢出来ず飛び起きた。
朝になってた。
iPhoneの時計見る
6時半。
外に出た。
やっぱり。
夢じゃなかった。
無数の、裸足の足跡が車の周りを囲むように…
なんて事はなく、
車の真後ろで、工事関係だろうかおっちゃんやおばちゃんがミーティングしていた。
周り誰も居なかったのに、でっかいダンプやら長距離トラックが放浪号を取り囲むように停まっている。
まるで、バージニア・リー・バトンの絵本の
「ちいさいおうち」みたい。
ここで集合して離れた現場に向かうのだろう。
「ちょっと!誰かガムテープ貸して〜!錆びが酷くて剥がれるのよ!」
と、車に貼るゼッケンプレートを持った女性ダンプドライバーさん。
そういう事ね。(笑)
「気をつけてな!あの道曲がんないと他行っちゃうからな!」
と、リーダーっぽい作業服のおっちゃん。
ですよね(笑)
ちいさいおうち
だと、都会のビルの真ん中に取り残された、ちいさいおうち は最後、トラックで移動されて、田舎で楽しく暮らすんじゃなかっただろうか。
放浪書房の
「ちいさいはしるおうち」は移動式だからね。
都会のど真ん中でも、田舎の村でも行けちゃうよ。
行っちゃうよ!
晴れました。
新潟雲一つない快晴。
新潟の街のどこかに、
旅する本屋の
ちいさいおみせ
が出ているので探して下さい。
御来店お待ちしております☆
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8:21 | 店主 | その他   

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