困りごと。
有難いことに、献本を頂くことがある。
ブログやTwitter、新聞なんかで放浪書房の存在を知った著者の方や仲良くさせて貰っている出版元の方からメールを頂戴するのだ。
殆どが、「良かったら読んで頂き、ブログやホームページ、Twitterで宣伝して欲しい」
との御要望。
もちろん、面白い旅、放浪書房で取扱いたい本、旅に連れ出したい本なら少数で申し訳ないが、買取で仕入れさせて頂く事にしている。
何しろ、旅稼業の露店販売。
雨も降れば風も吹く。夏はお日様も大敵な本の商いだけに、委託販売でお預かりしてまさかの事態があり得なくもない。
なだけに、新刊書はオール買取。
まぁ、その辺りはコチラに詳しく出ております。

http://horoshobo.com/?page_id=670
人力移動でカート台車で持ち運べる量というと正直80キロが限界。(半分は宅配便で発送。現地ピックアップ)
畳一枚分のスペースの店に並べられる本の量も限りがある。
「本当に面白いと思う本」
「売りたい!=売れる本」
ではないと置けない。
放浪書房の本の割合が、
古本8:新刊:2
古本は利益率が高い反面、安定した仕入れが困難。
その逆、新刊は利益率は低いものの、同じタイトルを定期的に安定して仕入れられる。
お店によっても違うと思うけど、放浪書房の商いスタイルはこの割合が1番良い(利益率、売上うんぬんもあるけど、単純に楽しい)
気がする。
この頃、正直、この献本が困っている。
面白い本が多いのだ!!
全部仕入れたいのはやまやまだけど、そうすると間違いなくバランスが崩れる。
新しい本を置く為に、他の新刊書の取扱いを止めなくてはならない。
んーーどうしよう。
だってさ、考えてもみてよ!
実店舗もない、ネット販売もしてない、お天気と気が向かなきゃ店も出さない、店出しても旅先の街ののんびりした公園だったりと、おおよそ「売れるお店」とは言い難い放浪書房。(こう書くと随分酷い有様ととれますが、そんなでもないよ笑、たぶん)
そこに大切な本を置きたいと言ってくれる人って、、、
どんだけ酔狂で、(失礼)
どんだけ物好きで、(失礼)
どんだけ遊び心あって、
どんだけ自由なんだ!って
そんな人や出版元が作る旅の本はやっぱり面白い!!
読むのが遅いのと、その本を読みたい!と気が向くタイミングでしか本を読めないので、誠にもってレスポンスが悪く、ご担当者様や著者の方におかれましては、歯痒い思いをさせてすみません。
ちゃんと拝読させて頂きます。
放浪書房らしい形で、お礼と感想をお送り致します。今暫くお待ち下さい。
つきましては
そこにですね、
ちょっぴりですね、
面白いご提案をさせて頂きます。
ご担当者様、何分にも寛大なお心と溢れる遊びゴコロでご考慮頂けましたら幸いです。
まだ秘密ですが、日本初の《本屋STYLE》(構想3年。現在、絶賛画策中!)を実践出来るか、それは貴方のご返答次第☆
2013年の放浪書房のチャレンジの一つであります。
それでは、いい旅を☆
1月4日の初売り
《橋の上のブックカフェ》でお会いしましょう。
http://horoshobo.com/?p=5087
IMG_3368.jpg
20:26 | 店主 |    

2006年4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 12
2011年1 2 3 7 8 9 10 12
2012年1 2 3 4 5 7 8 11 12
2013年1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
2014年1 2 3 4 5 6 7 8 11
2015年1 3 4 6 7 8 9 10 12
2016年1 2 3 4 6 7 8 9 10 11
2017年1 2 4 5 6 7 10 12
2018年1 2 3 4 6 10

2024年11月] 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

_▲_