「分かりやすく言うとね、学ぶことを困難と感じている子どもたちがいるの。」
「学ぶときに必要な読むことや聞くことなどに困難を感じるのね。日本でディスレクシア(Dyslexia)とは学習障害の一種で、失読症、難読症、識字障害、読字障害などともよばれているの」
「知的能力や一般的な学習能力に特に異常がないにもかかわらず書かれた文字を読むことができない、その意味がわからないという症状が現れるのね。それって日本の読み書きがメインの教育、勉強の仕組みの中では致命的なの」
「その子が、どんなに努力しても「怠けている」「努力が足りない」と言われてしまうのね。それってとっても辛いことでね、そのまま不登校や引きこもりになってしまう事もあるの」
「辛いのは子供だけじゃないのね。育てる親御さんにとっても誰が見ても分かる障害ではないだけに、ウチの子供はどうして他の子と違って勉強が出来ないんだろう?いくら、教えても理解出来ないの?と悩んでしまうの」
「日本ではまだまだ認知が薄いし、国の対応も欧米に比べて遅れているの。学校の先生でも知らない人が多いのよ。割り合い?病状は様々だし、その子供によって、重い軽いの違いはあるけど、10〜15%と言われているわ。クラスに2.3人いる計算ね。」
それを聞いて僕は凄くドキッとしました。
「○○ってさ、本当に馬鹿だよな〜!!アタマ悪りぃ〜よな。何度教えてもわかんないんだもん」
子供の頃、そう言って馬鹿にしてた、クラスのあの子も、もしかしたら学習障害を抱えていたのかもしれない、、、
人は自分の力や努力で人生を切り拓いて行ける!って僕は信じている。
でも、それと同じように、外見的な特徴だったり、身体的な差異、障害、能力、それは家柄や環境だったりするのかもしれない。
そんな、良いも悪いもない「もって生まれたもの」=【個性】と向きあって、受け入れて、時には利用して、折り合いつけやっていくしかない。そう思っています。
でも、その為には、自分がどんな個性を持っているか理解しなきゃならない。
それは、小さい頃に他の誰かと比べたりして理解するものもあるだろうし、親や先生が教えてくたり、見い出してくれるものもあるかもしれない。
もしそれが、自分はもちろん、親や先生や、周りの人間も誰も気付かずに、「なんで自分だけ?」そう分からないまま悩み続けないといけないとしたら、、、
「そうなの、だからね、正しい知識と理解の輪を社会に広げていかなきゃならないの。」
「学習障害はね、ひとりひとり症状が違うの。でも、ちゃんと検査を受ける事で、その子が何を苦手としてるか、どういう学習方法を取ればそれを克服出来るか、分かるの!」
「凄いのよ!これまで分からなかったこと、理解出来なかったことが、学習方法を変えてあげる事で、スイッチがバチっと入って、顔付きがパアッと明るくなってね、それまでの分を取り返すようにね、スポンジが水を吸収するように、どんどん理解していくんだから!!」
サクラさんの話は涙が出るくらい素敵でした。
「ひとりひとりの個性を理解して、それを伸ばしてあげる教育」
それって良く聞く。
でも、その素敵なお題目をどれだけ実践していっている人がいるんだろう。
サクラさんは、英会話の教師をしながら、学ぶことが困難と感じている子どもたちの学習サポートや、学習を支援する人材の育成をしています。
「私ね、由布院に学校を作りたいの!学習障害の子供達と親御さん達が泊まりこんで、一緒に生活しながら克服する為の学習方法を学んで、理解を深めていくの。私、ホースセラピーやドッグセラピー、動物と触れあったり、自給自足で土に触れる事の出来る学校を作るのが夢よ!!」
そうサクラさんは楽しそうに話してくれました。
うん、きっと出来るよ!!
この街にそんな学校出来たら凄い素敵だ!!
そん時は、放浪書房が本を子供達の元に運んでくるよ!!
放浪書房はこの春、新しい一歩を踏み出します。
「日本で唯一の人力移動式の旅本専門店」
もう一つ
「日本で唯一の本屋」になります。
楽しみに待っていて下さい。
きっと、このBlogを見て下さっている貴方にとっても、人ごとじゃないワクワクする計画。
行きますよ!貴方の元に!
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