由布院と湯布院。何が違うんだ??

「富永さん、田舎と都会って考え方やリズムが違うと思うんですよ」
「それは、ビジネスと商売の違いって言ってもいいかもしれない」
「関東の人や会社が田舎で何かビジネスをしようとする時、損得の理性の部分だけじゃなくて、心や気持ちの部分。それが大切だと思うんです」
「ダメだったら、東京に戻ればいいけど、僕らは違うんです。この街で折り合いつけてやってかなきゃならない」
由布院に来ています。
毎朝びっくりするくらい寒いし、雪もチラチラ降ってたりもします。
畑の真ん中の自炊宿はなかなか快適で天然掛け流しの温泉は入りたい放題。
朝10時に徒歩10分の仕事場に通うのにもやっと慣れてきました。
この街で放浪書房はもう一つの顔。
「旅する携帯デコ職人」
としてとある携帯デコの店の立ち上げのアドバイスと土台作りのお手伝いをしています。
普段の依頼は全国の百貨店やショッピングモール、そして皆さんご存知の「手のマークのDIYなお店」の店頭等、いわゆる短期の販促イベント。
大切なのは、勢い、お祭り感、ノリ、そして期間限定のプレミア感。
言い方は悪いかもしれないけど、その日、その時にどれだけ多く商品を販売するか。それが重要。
今が良ければ全て良し。
後は野となれマウンテン。
ごめんなさい。
言い方凄く悪いね。
本当は、少なくとも自分はそんな風に思った事は一度もありません。
旅で誰かと知り合うのも、放浪書房で本を売るのも、そして携帯デコの依頼も「一期一会」。
その瞬間の誰かとの関わりに誠意をもって臨むこと、
その人の好みや予算を聞いて柄やモチーフを選んで、携帯の形に合わせて一台一台手作りでオリジナルの携帯電話に仕上げる。
「凄い!見違えた!機種変更しようと思っていたけど、当分必要なくなったよ!!ありがとう!」
そう言って貰えるように、いつも全力でやってきました。
それが、次の仕事を産んでくれて、放浪書房の旅の活動資金になってくれています。
正直、結構場数踏んでるし、作る技術も売るテクニックもそこそこのもんだと思っていたけど。
今回、苦戦を強いられています。
目下、責任者になるであろう地元の男性と意見をぶつけながらいい店にしようと、あの手この手と、トライアンドエラーの毎日。
そのお陰で色んな大切な事が見えてきました。
それは、田舎と都会が抱える問題だったり、そこに住む人達と外から来る人達との温度差だったり、なかなか乗り越えたり、歩み寄れない、見えない壁みたいなものかもしれない。
そんなのが確かにあるんです。
良かった。
知る事が出来て。
先ずは知る事が大切。
今日、明日と副業はお休み。
本当はこの二日間で放浪書房を由布院でお店を出そうと思ったけど、臨時休業。
まぁ、雪が残ってたり寒いやらで大道商人にはきついし、それよりも、九州を代表する観光地、由布院の街を歩いてみようと思っている次第です。
色んなヒントが見つかる気がします。
副業本業ともに。
生まれて初めての由布院。
忘れられない街になりそうです。
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21:57 | 店主 | その他   


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