その8
曳舟という街、『LOVE GARDEN』という空間で古本のイベントをする。
そう決まった時、僕ら実行委員会四人の中で、ただ古本を売り買いするんじゃなくて
「人」と「本」と「街」を結ぶイベントにしたいね!という思いが強くありました。
僕ら自身がそうであったように、古本がきっかけで遠方からやってくる人にこの街の持つ面白さを知って貰いたい。
そして多分、
急激に変化して消えていってしまうであろう、懐かしい街の風景を覚えていて欲しい。
そんな願い。古本だってそう。
活字離れに出版不況、ネット販売、大型新古書店の台頭で潰れていく昔ながらの古本屋…
なんて「週刊文春」の中ずりのような現状を訴える気はさらさらないけど
パソコンや携帯のディスプレイからは伝わってこない紙の手触りや匂い、色んな人の手を旅してきた「古本」の持つ面白さや魅力を知って欲しい!
一冊の本を売り買いするだけでこんなに楽しい出会いがあるんだ!と
その為の仕掛けが
「京島ラビリンスマップ」の配布や
「観光案内コーナー」の設置に「オリジナルブックカバーの製作サービス」
そして、二日目限定の『種ぶくろ』の販売です。
『どんな”種”を選んで、どんな”花”が咲くかは貴方次第!』
をキャッチコピーに、各ガーデナー達から集めた本を一冊一冊紙袋に詰めた何が入ってるかお楽しみの”古本福袋”。
袋の外にはショップカードを貼付けて中の本のイメージに合わせて色とりどりのマスキングテープで装飾します。
お土産に、プレゼントに、はたまた自分用に。
なんと「種ぶくろ」には会場の「LOVE GARDEN」にちなんでハートの模様が入った「愛の種」がついています!
残念ながら「種ぶくろ」の写真撮り損ねたので…放浪書房名物の「旅ぶくろ」を
他にも「ガーデナー(庭師)をイメージしてコスプレ」がありましたが、正直伝わり憎かった…
勘違いした二人の店主(誰とはいいませんが…)が函館刑務所特産ブランドの「獄」マークの前掛けをお揃いで着てたりと…
次回はあれだ、
店ごとに色とりどりのスコップ持たせて炉端焼きの店みたくお釣りや商品を乗せて渡すとかね。
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3:19 | 店主 | その他   

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