二人の馴れ初め
帰り道。
大きな池のほとりの公園の前を通ります。
ヤイノヤイノ騒がしいので声の方に歩いてゆくと
木陰に人の姿。
男性が一人、二人…あ、木の根元にもう一人座っている。
「この他所モンが!誰に断って商売してやがんだ!ここはウチの組の縄張りだぞ!!とっとと失せやがれ!(-.-メ)」
は!チンピラに旅の人がいちゃもんをつけられているじゃありませんか★
同じ旅人とあっちゃー捨ておけねーや!
「ちょっと待ったぁ〜!!わけは知らねーが、寄ってたかって多勢に無勢とは卑怯ってもんじゃありやせんか?お兄さんがたもこの辺で勘弁してやっちゃいかがです?(^0_0^)」
「なんだてめーは!?しゃしゃり出てきやがって!痛ぇ〜目みたくなかったら引っ込んでろい!!(-.-メ)」
言うが同時オイラの胸グラを掴みかかってきたチンピラ!
ヒラリとかわし、手首を掴み捻りあげるオイラ。
「痛ってててー!!な、何しやがる!!離しやがれ!(>_<;)」
「そいつはこっちの台詞だぜ★これ以上やるっていうならこっちも容赦しねぇよ★」
「ち、畜生っ!!覚えてやがれ〜っ!!(>_<)(>_<メ)」
「旅の人、怪我はねーかい?」
オイラの助けた旅の御仁は諸国を漫遊しながら旅先で旅の本を売り歩いているんだそうだ。
このご時世、商いは楽じゃねーが今日は東、明日は西へ…気ままな旅ガラス。
その名も、『旅する本屋 放浪書房』の店主で『放浪くん』と名乗りやした。
これがオイラと『放浪くん』の出会いな訳で、まぁ紆余曲折ありやして二人で旅する事になりました。
これが二人の馴れ初めでございます。
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