何故に『本の街』?何故に『たもかぶ』??
さてと、
『たもかぶ 本の街』
福島県ののどかな山間のに何故にこんなに素敵な古本の街が生まれたかといいますと
今を遡ること15年前…
ハァ〜ベベン、ベン!
時はバブル経済絶頂期。
”時は金なり”ならぬ”土地は金なり”という「不動産神話」なんぞが信じられた時代でありました。
ここで登場、写真の吉津オーナー。
街興しの一環として「本を森に帰そう」
という合言葉のもとに、「ご家庭に眠っている読まなくなった本を送ってください」と呼びかけた所、あれよあれよと全国各地から古本が送られてきたのでありました。
さて、この試みの愉快なのは
「本を森に帰そう」の言葉の通り、送って貰った本の定価の10%で査定して1670円分で一坪、只見の森と交換したのであります!!
下世話な言い方ではありますが、これがウケた!
高騰する土地価格の中、土地や家を持ちたくても持てない都会の人にとって、
「いや〜実は、福島に森があるんだよね〜アハハ☆」
と言えちゃう訳ですからね。
それにこのシステムの面白い所は、本を査定して貰える「交換券」は森だけじゃなくて木製工芸品や只見の街の民宿、旅館の宿泊費にも充てられるという。
街全体が潤う仕組みを作った所だと思うのです。
これをマスコミが放っておくはずもなく、雑誌やテレビ、ラジオでも取り上げられ、お世辞にも地の利がイイとは言えない只見の街に、『本』を目当てに全国から人が集まったのであります。
15年経った今、蔵書数は2000000冊を越えて世界一の古本屋となり、週末、連休、シーズンともなりますと県外からも沢山のお客さんがやって来ます。本と森を交換された方(株主)も全国に3万人を超え、自分の森で山菜狩りや木の実拾いを楽しんでいるそうです。
また、『たもかぶ 本の街』の試みに賛同、また只見の街の魅力に惹かれた人達が都会から移り住み、パン屋さんや、喫茶店、レストラン、私設漫画図書館を開いたりと『本』を介した街づくりは面白い拡がりをみせております。
あ、そうそう『たもかぶ』の名前の由来なんですが、
吉津オーナーのお父上が代表を勤めていらっしゃった
「只見木材加工協同組合」

略して、「たもかく」

それが「たもかく株式会社」

となり、略して『たもかぶ』となったんだって。
詳しく知りたい人は「旅のリンク」から『たもかぶ』に飛べます☆飛べます☆
SBSH0235.JPG SBSH0257.JPG
7:59 | 店主 |    


_▲_