帰って来たくなる宿
おはよう☆ご飯食べますよ〜
百年物の布団の中でまどろんでいるとお母さんの元気な声が聞こえてきます。
ほんと、親戚の家に遊びに来たような居心地の良さ☆
ダイニングテーブルには心も身体も喜ぶ、お母さん心づくしの有機栽培無農薬、野菜たっぷりの朝ご飯が待ってました。
自家製パンの小麦粉も自家製。近郊のお百姓さんにお願いして作ってもらってるんだって。
自然な甘さの自家製柿ジャム。ヤギ乳のヨーグルトと朝から大満足!
食後、お母さんは飼ってる9頭のヤギとアイガモ達の世話をするというので取材と撮影を兼ねて付いていきます。
ヤギはねぇーお湯が好きなんやけど綺麗好きだから汚いバケツじゃ飲んでくれんの。餌も合成飼料は使わずにね、有機栽培の穀物に野菜クズなんかを混ぜててね。
健康にいいものを使うとるのよ。
お母さんが餌の入ったポリバケツを持って入るとヤギ達が突進してきます。
これ見てみぃ☆お腹パンパンやろ!赤ちゃん入っとるんよ。三月位がお産のシーズンでね子ヤギは可愛いよ☆
うわぁ!本当だ!ボンレスハムみたいなお腹してる。
鴨の卵見た事ある?
うっすらと青くてね・・・あ、産んどる産んどる☆鴨の卵は泥臭いとか言われるけどうちは谷川の涌き水引いてな循環させとるから味がいいのよ。
ヤギとアイガモの糞は畑の肥料にしてるのよ。
柿、栗、ブンタン、梅の樹が植えられ養蜂もしていたという。
自然の力に逆らわず、力を借りて自分達を食べるものを自分の手で作る。
人間が農耕を始めてから今まで当たり前のように行ってきた営み。
おやじさんもお母さんもすごく自然体で、声だかに有機栽培や無農薬を叫ぶのでもなく、当たり前のように暮らしてる。
昨夜、僕はつまらない質問をしてしまいました。
無農薬って大変なんですよね?
するとおやじさん、農薬使こう方が大変やな。何もせんかったら無農薬や。
これを商売にして稼ごうと思ったら大変やろうけど自分達で食べる分と、後はお菓子やパンにして地元の人達に喜んでもらう分だけなら。なぁ?
そうやねぇ。結構出来るねぇ☆とおかあさん。             
自分達に出来る事はやって、後はプロのお百姓さん達に任せたらいいんや。自家製パンの強力粉も作って貰ってるしな。
畑仕事にしろ、ヤギ達の世話にしろ、うちのホームページや看板作り、そもそもゲストハウスとしての申請や登録なんかも
泊まりに来てくれたコ達や、世界中から来てくれる農業ボランティアのコ達がみんなやってくれるのよ☆
ゲストハウス始めたのもボランティアの男のコに勧められたのよ。
手続きも全部やってくれてね。
そうなんだぁ。
UEDAに泊まった人達の写真を嬉しそうに見せてくれたおかあさん。
世界中から便りが届くんだって。
二人の飾らない温かい人柄がこの宿の最大のウリなんだろうな。
Image053_2.jpg Image061.jpg Image0621.jpg
22:35 | 店主 | 宿    


_▲_