玉子焼き
ここの食べたら他の食べらんないぞ!
ノブナガ夫妻オススメの店
「松竹」
ノブナガさんの薄れゆく蜃気楼のような記憶を頼りに明石の街をさ迷う事小一時間。
小さな路地裏に名店はありました。
メニューは
「玉子焼き」 550円
「特製玉子焼き」650円
の二つのみ・・・ってオイ!てか「玉子焼き」!?
聞く所によると僕等が明石焼きと称するモノはこちらでは玉子焼きというらしいのですね。
狭い店内は満席。
見渡すかぎり観光客は僕等くらい。あとは常連さんのよう。違いの分かる地元の人達に支持されてるなんて本物ですぞ。それにして常連らしき北島三郎似のおばちゃんは席に着くなり
ビール!
新聞の折り畳み方、たたずまい、所作ひとつひとつが渋い!
ただ者じゃない。
うーむ★
明石焼き所作検定があるのなら上段者に間違いありません。
ハイ〜お待たせ☆
こちら特製と普通一枚ずつね〜
待ってました〜!
少し斜めに傾いた朱色の板にほんのりキツネ色の小ぶりの明石焼・・・玉子焼きがなんと15個!!
箸で持ち上げると形が崩れだしちゃうくらい中トロトロ。ソースじゃなくて特製のダシ汁につけて
崩れないように・・・
オットトト・・・口に運びます。
ハフッ・・ハフハフ・・
熱ッ、熱い!
ふんわり生地に歯を立てるとジュワ〜とダシでしっかり味がついたトロトロの中身が溢れ出してまぁ大変!
ハフハフいいながら蛸を探します。
無い、無い・・あ!あった。
小さめだけど、うん!
コリコリの歯ごたえで旨い!!
何だか飲茶の小楼包みたい。
さて、玉子と蛸二倍の特製を頂きます・・
おっおっ!!中身のトロトロ具合は変わらないけど表面は玉子が多い分しっかりしています。
あ、なんだろこの風味、質感、前にも食べたことあるぞ。
そうだ!焼きプリン!!にそっくりです!
蛸も二個入っていて食いでがあるけど僕はどっちというとノーマル派かな。
刻んだ三ッ葉をかけーの、たまにはソースと二人夢中でパクつきます。
一皿で結構食いがあり!
それにしても一日に一体何個明石焼きを焼くんでしょうか。
単純な作業かもしれないけど材料に、焼き方に、味にこだわり地元の人に愛され支持され続けるのって半端な努力じゃないんだろうな。
放浪書房も見習いたいものです。
朱色の板に丸く、くっきり残る明石焼きの置き跡を見ながら思うのでした。

14:03 | 店主 | その他   

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