不思議だね。
赤ちゃんがいると周りの空気がふんわり丸く柔らかくなります。
通り過ぎる人達が皆、笑いかけてくれます。
こんなに小さくて、
こんなに無防備で、
こんなに一生懸命で
こんなに弱くて脆いのに、いつか大人になっちゃうんだね。
そりゃ、本人も頑張るんだろうけど、お父さんやお母さんは勿論、周囲の大人人間達が大切に守り育ててくれたから。
なれるんだろうな。
はじめまして。
澄海くん！
君のパパのお友達です。
澄んだ海。
君の素敵な名前は何を隠そう僕のパワープッシュのお陰で命名されてたりするんだよ。
エッヘン！
それはさておき、
この世界はどうだい？
気にいってくれた？
え？
パパが悪人面だって？
あーそりゃどうしようもないや。
君はママ似だから心配しなくていいよ。
それに若干ぎこちなくも君をあやすパパの顔はなかなかに可愛く、素敵だったりするんだよ。
眼がはっきり見えるようになったらガン見してごらん。
いやー何はともあれ
君とママがこっちにお引越ししてくるの、待ってたよ！
一足先にパパととみーで引越しの荷物車に積んで神奈川の君の家に向かうからさ。
（無事に辿り着けたら）また、向こうで会おうね！
追伸、当分の間は「とみー」の後に「おじさん」は付けなくてイイからね。
因みに、とみーは一年振りの高速運転でかなり緊張していたりします・・・