放浪書房の『 ビンボーパン孝房』
どうも皆さん。

放浪書房のパン工房へようこそ。


今日も何処かの街から、芳しき「ビンボーパン」が焼き上がる香りが漂って参りました。

変換間違えました。
「孝房」です。哲学的に考察、検証、味わうのです。


さて、「ビンボーパン」




安くて、デカく、美味しくて、腹持ち良く、どこか懐かしい。


誠に頼りになる旅と空腹と給料前金欠時(給料貰ってないけど常時)の強〜い ミ、カ、タ☆

そんな素敵なパン達を富永家では愛と畏敬の念を込めて「ビンボーパン」と呼んでいます。

分かりやすく申しますと、ヤマザキさんとこの「スイートブール」君。彼なんか正にそれ。

ググッとしてみると「スイートブール 貧乏」って出ちゃう程のビンボーパンぶり。

間違ってもメゾンカイザーには並ぶ事のないパンのカテゴリーです。



さて、本日ご紹介致しますのは


富山県魚津市に居を構える「高谷製パン」さんとこの「カステラパン」さん。




サービスエリアのパンコーナーで一際輝いておりました。



それでは、外見から考察致しましょう。


パッケージにはアンティークのカメオブローチのような少女の横顔のマーク。



控えめなカステラパンの文字。この佇まい…




特別なパンに間違いない。



うん、だって書いてるもん。



さぁ、袋開けてみます。

あ、この切り口というか圧着口。開けたらビリビリに裂けちゃうあれだ… やっぱり。


お早めにお召し上がらなきゃね。

個体差はあるでしょうが、長さ150mm×幅60mm×高さ60mm。

ミドルクラス級と言えます。







見た目のイメージの割に軽い!


表面にはカロリーメイトのあれ的な、点線的な、…な跡。

断面。わー!本当だ〜カステラが挟んである〜(棒読み)
パン、カステラ、パン

茶、白、薄黄、茶、白(クリーム)、白、肌色の配色。



いざ、実食!

なんじゃこりゃ〜!!?




食感がまるっきり一緒だ!




やわらか〜い、やわらか〜い、トドメもやわらか〜い☆
今更ですが、美味いです。




でも食感がまるっきり一緒だから、何も知らされず目隠しで食べたら

「え?え?!どこ?どこにいた?カステラ?」となるはず。

食感の変化がアクセント は良く聞きますが




「食感の同化でアクシデント!」



「カステラ、ロスト中!」




となります。


これはあれです。

試されてます。


分かりやすさ、伝わりやすさばかりが重視されるこのご時世で、我が舌、歯の鋭敏な感覚が試される。そんな一品!(クリームの層にぶちあたったら、カステラ層通り過ぎた証拠)


見事なビンボーパンでした!
8:07 | 店主 | その他   

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