ステキな拒絶反応 小さな革命
「とみーさん、普段自分がしない事をする事で、自分の身体と心に拒絶反応を起こさせるんです」
そう話してくれたのはお世話になっている古着屋のオーナー。
【背脂浮き浮きのスープに、濃口醤油、極太麺。】
まず、自分じゃチョイスしないラーメンのタイプ。てか苦手な部類。
勧めてくれたのはトークショーに来てくれた某新聞の記者さん。
この間食べた三条のカレーラーメンとはまた違う、燕のラーメン。
近いし、食べてみようと思いたち燕の老舗「杭州飯店」に。
80年だってさ。
土砂降り、オープン直後なのに満席。
うわ…スープ黒いわ、濃そう…
浮いてるねぇ、背脂…
麺ふっといよ…うどんすか?
嫌いな要素満載。
なはずなのに、美味いんだ。これが。
いけない!と思いつつもスープも飲み干しちゃった。
意外とあっさりなスープに背脂のコクと刻みタマネギの甘み。それを纏った平打ち極太麺が柔らかいのに腰がありモチモチしている。
美味しい☆
ん??
何で??
という良い意味での「違和感」や「拒絶反応」が無いものには、なんの発見も面白味も無いのかもしれない。
思い切って試してみたら、あらま、意外や意外!!
てな事になったりする。
そんな小さな革命を起こすだけで、毎日に旅気分をプラスさせる事が出来ます。
日常と旅は、決して隔絶した世界じゃないんです。
いつもの毎日を楽しめる人は、その延長にある旅もまた楽しめるはず。
新潟で放浪書房に偶然出会った皆さんにもそれを感じて貰いたかった。
「何だこりゃ?旅する本屋?屋台?胡散臭いなぁ。」
ごもっとも。
「でも、ちょっと面白そうかも☆」
初めて路上で物売ってるヤツに話しかけてみる。
普段本読まないのに、これも縁ねと、一冊買ってみる。
ついつい、隣のお客さんにも話しかけちゃった。笑
通い慣れたあの道が、非日常になる。
本に出会う、人に出会う、旅に出る。
いつもと違う自分がそこにいる。
それはきっと、小さな革命にご成功されたんですな!
まぁ、そんなサービスを放浪書房ではご提供しております。
【お陰様で80周年】
には程遠いけど、来年で8年目。
俺も頑張ります。
毎日…は結構ですが、笑
燕に来たら、この旅の味をまた楽しもうと思います。
14:46 | 店主 | その他   

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