放浪2日目。日光唯一の古本屋「霧降文庫」さんにお邪魔した。
日光東照宮を満喫して、さて、只見向かうか。
その前に、恒例の古本屋チェック。
「日光 古本屋」で検索すると2013年オープンのお店「霧降文庫」を紹介したブログを発見!
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/144688/128596/75028051
古い記事だと、閉店している場合もあります。
かなり新しい。
いいかも。
そして何より!
【旧日光市街で唯一の古本屋】
という素敵過ぎる称号!!
興奮を抑えて、営業日時の確認。
金、土、日の正午〜日没迄。
よし!!
でも、まだ油断は禁物。
古本屋さんは仕入れやイベント出店の臨時休業多いし、それ以外でも自分勝手にお休みしちゃうからね。(放浪書房が人の事言えた義理かい!)
一応電話確認。
すぐに男性が出た。
「今日、10冊迄自由に持って行って大丈夫だから☆そういうのもあるからね☆」
はい??
ええ?どういう事?
まぁいいや!行けば分かる!!
東照宮から車で15分。静かな別荘地の一角。
看板らしきはないけど、外からデッキに置かれた本棚が見える。
テーブルに座った男女が見える。
男性が店主の富岡さん。
女性は大貫さんで、店主さんの顔馴染み。フェイスブックで予約してたオノ・ヨーコの本を買いに来たとのこと。
「その棚の上の本、昨日知り合いから300冊届いたからそこのならどれでも10冊無料だから!」
わ!本当だ!
「私ももう選んだから☆」と微笑む大貫さん。
「珈琲入れたから、飲んでね」
少し山あいにあるせいか、肌寒い。温かい珈琲が嬉しい。
自分も良く聞かれるけど、なんでこんな辺鄙(失礼)な場所で?
聞きたくなる。
「三陸の被災地支援で移動図書館をしてね、本がこんなに人を喜ばせる事が出来るんだと思ったんだ。」
開業は2013年。古物商の免許申請に行ったらこの辺では唯一の古書店であると知ったそう。(大型新古書店除く)
「震災がきっかけで本屋を始めたんだよ」
色んなきっかけがあるよね。
カレーも御相伴に。
スパイシーで美味い。
本当は単行本一冊と物々交換なんだって。
売れた本が読まれて、カレーと交換、また戻ってくる。
富岡さんの仲間達が読み終えた本、面白かった本を持ち寄ったりで蔵書も増えているらしい。
反原発関連の書籍はかなりの数があって、コミックも好みの品揃え。図書館としても昨日していて貸し出しノートに記帳すれば、借りれる。
栃木近辺でも一箱古本市等のイベントも結構あるらしく頻繁に外売りに出たり、神保町にも仕入れ行ったり、早稲田、高円寺にも足を運んでるそうな。
あ、良くみたら看板あった。(笑)
居心地良すぎてすっかり長居してしまいました。
1冊購入、5冊貰う。スンマセン。
「特製手抜きチャイ」も美味しゅうございました。
また来よう。
旅の土産話と交換でまたカレーご馳走になろう(笑)
「霧降文庫」さん。
色んな人が持ち込む本がいいスパイスになってどんどん味に深みが増していく。
まるで、一晩置いたカレーのように。
場所の辺鄙さは福神漬的な嬉しいポイントです。
古書店  霧降文庫
住所 日光市所野1541-2546
電話 0288-25-3348  090‐5351‐3440
営業日 金・土・日
時間  正午〜日没まで
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1362463/1378275/category/51455813
☆本日迄、10冊プレゼントやってます!(所定の本300冊から)
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10:36 | 店主 | その他   

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