近頃こんな本を読んでます
「香具師口上集」
テキヤや露天商、行商人達の売り口上や仕組み、歴史が軽快でイキな語り口調で書かれています。
旅をして道々で物を売り日々の糧を得る。
風まかせの気楽な一人稼業。
そんな風に思ってましたがこの世界にこそ端からは見えない、しきたり、仁義、組織、形式が今なお厳然と生きている。
それを踏まえても、知れば知る程、僕の求める”商い”の究極の形であるような気がします。
”売る””買う”という行為の本質はつまり
”ある所”から”ない所”へ”商品”や”サービス”を運ぶことだと思っています。
でもそれだけじゃつまらない。
”本質”だけじゃ人の心は奮えないんです。
「遊びゴコロ」と「心地いい緊張」
そんな”オマケ”が商いにも人生には必要。
そう教えてくれる一冊です。
ちなみに”香具師”と書いて”やし”と読みます。
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13:03 | 店主 | おすすめ    

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