セドリって?
「セドリ」
同業者の中間に立ち、注文品などを尋ね出し、売買の取り次ぎをして口銭をとること。
(広辞苑より)
放浪書房をしていてたまに聞かれるのが、仕入れについて。(本当にたまに。)「何処でどう仕入れているのか?」はたまた「全部お兄さんが書いたの?」とか。
後者はえーっ!?とんでもないッス!て感じです。もしそうならとんでもないペンネームの数ですね。
残念ながら全て市販されている、若しくはされていた書籍達です。中にはかなりグッとくる自費出版本、僕自身の蔵書、または野宿野郎の新刊ミニコミ誌もあります。さて、そんな放浪書房で売っている旅本の仕入れは九割は「セドリ」によるものです。
「セドリ」 「背取り」とブログに書いてますが、
なかなか聞き慣れない言葉だと思います。
先日、渋谷で知り合ったかたから「ブログに度々登場するセドリって何ですか?」というご指摘を頂戴しまして、僕すっかり忘れてたんですが、大分前のブログでセドリについては後ほど詳しく書きます。
なんて言ってすっかり忘れていたのです。はい。
ごめんなさい。
さて、冒頭で広辞苑から抜粋しましたんで詳しい事は後で書くとしまして(今度は忘れないぞ)
放浪書房が贈る☆300文字で解る古書店の仕入れ指南☆から行きましょう。
さて、街の古本屋さんが商品である古本を仕入れる場合は三つの方法があります。
その1、「お客さんからの買い取り」
一般にね、えっ?こんだけ売ってそれっぽっち?
だったり酷い時は
うちじゃ買い取りできないね。
なんて言われちゃうアレです。(全部が全部そんな店ゃないですよ)
その2、「市で仕入れる」これは古書組合に加入している事が条件ですが、業者間で行われる古書の卸し売り市に参加して、必要な本を仕入れることが出来ますし、逆に不要な本を売りさばくことま出来るというもの。
まぁ、殆どが今の二通りの仕入れ方法です。
もう一つがセドリと言う方法です。
解り易く説明すると、
ブックオフで百円均一の棚に「ダビンチコード」が売っていたとします。
うわっ☆安い!読みたかったのラッキー☆
てレジに並ぶのが正しいお客さん。
一方、
ムッ!安い☆そういや駅前の古本屋で四百円で買い取りしていたぞ!差し引き三百円の儲け!
財布の中の50円分の割引券使えば、なんと350円の儲けじゃないか☆
もう一冊ないか?
こう考えられたら貴方も立派なセドリ師。
聞くところによると、その昔には日本全国の古書店を旅して周り、セドリを生業とするツワモノがいたとの事。
かっ、かっちょいいー☆
何千何万冊もの本の中からお宝本を探し出す財宝発掘にも似た快感があるセドリ。
楽しくて仕方ないです☆
日本全国に三千件あると言われている古本屋さん。
そして、こうしている間にも次々にオープンしていく大型新古書店。
まだ見ぬ「旅本」が放浪書房を待っているかと思うとワクワクします☆
日本全国セドリ旅!目指せブックオフ全店制覇☆は放浪書房のライフワークです。
さて、「セドリ師」達が新しいスタイルで甦っているんですよ。
そうさせたのはネット古書店の登場です。
本業の片手間で出来るインターネットを使った古書の売買は会社員でも気軽に始めることが出来ます。
仕入の方法にはセドリが使われるようです。
深夜遅くまで営業している新古書店は仕事帰りでも仕入れが出来る便利さ。
ブックオフの均一棚を注意して見ていると判ります。スーツを着たサラリーマンが空のカゴを持ち、本のタイトルを確認しては携帯で何やら検索している。
Amazonのサイトで販売価格を調べてるんですねぇ。
そんな彼は間違いなく「ネットセドリ師」。
23:20 | 店主 | その他   


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