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2006.7.27
結果発表 長っ!( ̄▽ ̄;)
こんちわです (。・_・。)ノ
旅する本屋 放浪書房のとみーです。
7月12日から7月23日の12日間の放浪書房京都店が終了しました。
ふー、何やらあっという間でしたね。
14日から降り止まない雨の洗礼に、真剣に出直しを考えたりもして。でも結果的に京都店出して良かったと思ってます。
やっぱり、やってみなきゃ分からない事だらけですもん。
それに放浪書房にとって京都は特別な街。原点です。
だから京都に行く時はちょっぴり気合いが入ります。故郷に錦を飾るばってん!!(´Д`)
うーん、飾れんかったとですかねぇ。やっぱし。
ちょっと数字で見てみましょうか。
先ずは「正味営業時間」から。これは全日程の合計営業時間です。ほぼ雨降りの今回は雨が降ってる時間は店を防水シートで覆っていたのでその時間は計算に入ってません。
21時間と20分。
だそうです。半端はあれです。野宿野郎と栞だけのミニ放浪書房を広げた途端に雨ザーザー。の時です。
晴れて、もしくは雨が降らずに6時間以上店を開けられた日はたったの二日間。
始め曇りで雨に降られたのが2日間。正味営業時間は3時間。
次に朝から雨でのち曇りか晴れ。突発的ゲリラミニ放浪書房が2日間。これが4時間。
うわー☆降られまくりですな(*_*)
あ、後は例外で宇野ハウスに泊まりに来たとも君とチョウ君に、
旦那旦那、こんな出物が入荷してやすぜ☆(´Д`)ゲヘヘ。
なんて在庫を見て貰い買ってもらえた日も。
さて、そんじゃトータルの売上はといいますと・・・
ピポパポ ポピ パ(電卓の音ね)
ハイ☆出ました☆
15750円。
一日の平均売上は7875円!。(最後まで店を出せていた二日間で計算。時間的には3日かなぁ)
前回の京都店の時は9日間でトータル42000円。
一日平均4670円の売上☆
という事は前回よりも3200円もUP↑してます。
オォ☆o(><)o
内訳と言いますと、
ハードカバー9冊、文庫本14冊、野宿野郎10冊、旅の栞32枚。
詳しく見ていくと全ジャンルで平均売上が上がってます。特に旅の栞は300%UP↑!
これは嬉しい☆
実は今回凄く不安だったのが、旅の栞のメインに京都編を持ってきてること。
お客さんのほとんどが地元京都ッコ。
今更、見飽きているだろう京都の景色の栞をこれだけ買って貰えるなんて、皆さん本当に京都の街を愛してるんだなぁって、嬉しくも羨ましい限りです。
次回は、京都編に追加して祗園祭、伏見稲荷の夜祭りに南禅寺、奈良編も描くつもりです。
さて、今回の第二回京都店と前回の一番の違いはなんといっても
「野宿野郎」の特約店になったこと。
僕自身が野宿旅が好きで野宿野郎という本に惚れ込んでいるのもありますが、
もう一つ、商売的な利点も考えての事です。
それは放浪書房の仕入に関することなんですが、セドリ(分からない方は前のブログを読んでね)をメインにしている放浪書房では並んでいる商品はほぼ一点ものになります。置けば売れる、どんなに内容のイイ本で、もっと沢山の人に読んでもらいたい!と思ってもそうそう仕入られないのです。
という事は店にとって安定した売上を期待出来る「定番商品」(旅の栞もこれにあたります)は作れないということ。
その点、野宿野郎でしたら安定した仕入が可能な上、ミニコミ誌サイズなので通常の本に較べて量を運べます☆(これ大事!人力移動ですから)
そしてそして、ヴィレッジヴァンガードにも置いてない!!(POPの文句にもなってます)これも素敵☆
旅をしながら旅の本を売り歩いてる変な本屋が、変な野宿雑誌売ってる。
素敵だー☆(´Д`)
あ、ちなみに今回の売上の30%を野宿野郎が占めてたりします。野宿野郎さまさまやわー☆(昔、トヨタのCMでこんなのありましたね)
最後は今後の課題。
★「大事なPOPを忘れない」
放浪書房では文庫本200円からありますが1番多くて売れ筋の300円本。「2冊で500円」)
これがあれば、まとめ買いに繋がったかも。
★「雨の日の営業場所の確保」
梅雨時期に行くお前が悪い!って?その通り!m(__)mでも、ちょっと次に繋がるアイデアがあったりなかったり。
★「商品の管理の徹底とと陳列方法の改良」
実は今回雨で何冊かの本と木製の組み立て式の本棚を駄目にしました。(:_;)
商品を汚れから守り綺麗な状態でお客様に提供すること。基本中の基本が出来ていなかった。情けないです。
現状の本を平置きで路上に並べるのは設営に時間もかかり(平均一時間)見た目も悪く、余計に場所をとり、それが元でお巡りさんに注意されやすく、移動の手間から人通りの多い場所に店を出すのを避けてました。
これに関しては放浪書房の前身「アンクル ブックス(おじさんの本棚)」の頃から永遠の課題。
現在、FRP加工のメーカーに陳列棚にもなるケースを問い合わせ中。
おやじが言ってました。
商いを成功させるコツは飽きないでやること。
続けていく上で次から次へと出てくる問題や疑問を一つ一つ調査して判断して考えて実行する。
そして結果を受け止める。それを続けていく事で経験と実績、信用が生まれるんだなぁ。大変だけど面白い。
あ、ちなみにうちのダディーは商売とは無縁な国家公務員だったりします。
ちゃんちゃん☆