京都タワーの下にあるマクドナルド。
７時の開店を今か今かと待ちわびています。
足から込み上げてくる冷気、フリースのジャケットを貫通して突き刺してくる寒風に生命の危険を感じます。
橋の下の緒先輩方大丈夫かしら。
デカリュックの旅人、学生、上品そうなおばさん、道路工事のお兄さん、
歯をカチカチ、足カクカク震わせ、白い吐息を吐きながら皆しきりに時計に目をやります。
後2分。
それまで何人が生きているか・・・
ソーセージエッグマフィンセットに温かいコーヒー飲みながら乙一の書いた「ジョジョの奇妙な冒険第4部外伝 ’Ｔｈｅ Ｂｏｏｋ」を読むんだ☆
それまでは・・・死ねない・・い・・意識が遠退く・・・
パトラッシュ・・僕もう疲れたよ・・・
パァーー☆☆☆☆☆
お待たせいたしましたぁ！！
おはようございます☆いらっしゃいませ☆
その時まばゆい光りと頬緩む春の空気、香ばしいコーヒーの薫りを身にまといスマイル0円の天使が凍える旅人の元に舞い降りたのでした。
めでたしめでたし。