沈みゆく船
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2008年も残すところ数時間の12月31日の大晦日。
船橋ららぽーと一坪だけ店の撤収をしてきました。
一坪ショップの運営会社の今後の経営運営方針として報告があったのは26日迄に大手有名メーカー、ショップの大型スペースのショップ出店を誘致出来れば経営が安定して今後の店舗運営も安定し、支払いの滞っている売上の精算もめどがつく事のこと・・・
逆に言えばそれが決定しなければ一月で船橋ららぽーと店は撤退するとの事・・・しかし、26日を過ぎても経過報告はなく数日前に突然のFAX。
いわく、撤収、撤退作業は指定された期日、時間、入店方法をとらなくてはならないとの一方的な指示のみ。
ん?テナント見つかったの?今後の店舗運営はどうなるの?支払いは?
またもやこのていたらく・・・
どうやら、これまでのいきさつ、運営会社の対応の粗雑さへの不信感と、最悪の場合自店の商品、什器の差し押さえ等を危惧した出店者が何店も営業時間中に撤退作業、逃げ支度と言ったら言葉は悪いかもしれませんが商品の持ち出しをした結果、船橋ららぽーとサイドからの厳重なクレームとなったらしい。
営業時間中、お客さんが来店している中次々と店が撤収作業している・・・想像するまでもなく悲惨な状況だったと思います。
とは言っても・・・放浪書房も含め出店者にも店舗経営と生活があります。
商品が売れてもお金が入らない、仕入が出来ない、中途半端な品揃えの店をお客さんに見せなきゃならない・・・
それってかなりキツイもんがあります。
前日に船橋ららぽーと店の店長に電話。
状況を聞きます。
一坪ショップ運営会社本部の言っていた大型テナントの誘致は30日の段階でも決まっていない・・・来年どうなるかわからない・・・出店者の相次ぐ撤退、撤収作業でららぽーととの関係もかなり悪化している・・・
出来たら富永さんにも撤収作業は連絡した日時、時間、入店方法を守ってほしい・・・
本社、出店者、船橋ららぽーとサイドとの板挟みに加えて今後の自分達の身の振り方さえどうしたらいいか分からない・・・
今回の事で店舗スタッフもかなり辛いはずです。
何も言えなくなってしまいました。
31日の朝一8時には入店して営業時間前には撤収作業を終了させる事にしました。
いやー店は想像以上に酷いことになっていました。
放浪書房の向かいのお店が無くなっていました。船橋ららぽーと店の中でも常にトップの売上を誇っていて常にお客さんが出入りしていたキャラクターグッズ、コレクターズアイテムのお店でした。
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23:14 | 店主 | ららぽーと