2006.6.13
食べ物の絵の話
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旅する栞を売っていますと、中でも特に食べ物を描いた物が人気があります。
食べ物の絵は自分でも描いていて凄く楽しいです。
旅の景色や物事、食べ物を絵にするのは旅の反芻作業です。中でも食べる事は旅の一大事というかイベントだと思います。景色なんかの記憶は虚ろでも食べ物は舌が覚えてるものです。
筆を走らせながら、食べ物を紙の上に再現していくと、どっかのタイミングで口の中に食べ物の味が鮮明に甦る瞬間があります。そん時はおっ!来た☆て感じで、納得いく絵に仕上がります。貧乏旅行しているとどうしてもね、食べることにお金を廻すのが難しいんですが、そこはなんとか工夫して、面白くて美味しい物を食べたいなぁと思います。
今、セドリでは「食に関する旅本」を集めています。駅弁、ご当地グルメに始まり珍食奇食、焚火で作る野外料理まで。
ちょっと面白い特集が出来そうです。
ちなみに写真の絵は、あげぱんの移動販売のお店の、新製品のイラストです。
これを見て、「アイスあげぱん」の売り上げ上がるといいんですが。