京都に居ます。
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京都に居ます。
しばらくの住み処、京都駅徒歩5分のウィークリーマンション近辺にはコンビニはあるものの、残念ながら日用品やら食材を安く買えるようなスーパーは見当たらなくて、河原町通りを五条に向かう途中にあるというスーパーへ。
洗濯石鹸に油、調味料、食材を買います。
炊飯器は無いので主食にはうどんやら蕎麦を買い込みます。
米が食べたくなったら外に出る事にします。
豚バラ、鳥モモ、ウインナー、卵、
野菜はそうだなぁ・・
キャベツに玉葱。
栄養が偏るといけないから野菜ジュースは忘れずに。
何やかんや買って五千円。
両手一杯の買い物袋を抱えてマンションに向かって歩き出します。
今夜眠る場所を気にしないで済むなんて、なんて楽チンで穏やかな生活なんだろう。
ホテルや旅館を予約している世間一般の旅なら当然なんだろうけど「人力移動式野宿系旅本店」の僕にしたら凄く新鮮。
「旅」が「生活」に
「非日常」が「日常」になってしまいました。
これもたまにはイイのかもしれません。
スーパーから河原町通りを七条に向かう途中、土壁の向こうから清涼感漂う香りがしました。
しばし足を止めて
鼻の奥まで目一杯吸い込んでみます。
青竹の香りだ。
喉の奥がひゅんと涼やかになるような青い青い竹の匂い。どうやら壁の向こう側は竹林みたいです。
有名なお寺の敷地かもしれない。
何てお寺かな?
まいっか。
またいつでも通れるもんね。
過ぎ去る旅人として見る街と
棲み行く住人として感じる街。
やっぱりどこか違います。

22:00 | 店主 | その他 野宿