理想のカタチ
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さて、姫路で見つけたチョイと楽しい古本屋さん。
「ツリーハウス」
本の並び方だったり、ディスプレイだったり、値付け、どんな本棚を使っているか?
一応同業ですからそんなこんなが気になります。
えー!?
棚は古い桐箪笥を流用してるんだって!?
しかも天井からもぶら下がってる!!凄い!
スタッフのお姉さんも元は店の常連さん。
絵本の読み聞かせをしているせいか、向かいが保育園のせいか絵本や児童書、教育、育児書関連が充実しているみたい。
お、グルメ、料理、食関連の本もなかなか面白そうなのが揃っているぞ!!
さてはご主人、食に造詣が深いと見た!!!
え?
違う?
たまたま一人のお客さんからの買い取りが多くてジャンルが偏ったって!!?
うーん、仕入をセドリに頼る放浪書房。
言うなれば獲物を確実にモノに出来るか分からない運を天に!の狩猟民族系。
それに対して、お客さんを耕して育て、実りの時を待つ農耕民族的。
羨ましい限りです。
地元アーティストの表現の発表の場として店の一画はギャラリーとして開放しポストカードや栞などの作品も販売しています。
昼はカフェ、夜はお酒も飲める語らいと情報交換 の場でもあります。
放浪書房の理想のスタイル。
いい本屋は
いい人材を
いい街を生みます。